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ベリーレア!中国湖南省永順県のYinchufu累層産の希少マルチプレート!ノリニア・コンベクザ(Norinia convexa)とユエピンジア(Yuepingia sp.)が同居!/【tr1308】
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さて、いきなりですが、こちらの三葉虫はどちらの産地で見つかったものかお分かりでしょうか。中国湖南省永順県の Yinchufu累層から採集されたものです。ヘビーな三葉虫コレクターでもピンと来ない産地名かもしれませんね。それもそのはず、滅多にマーケットに出回らない希少な標本です。こちらはノリニア・コンベクザと呼ばれる極めて原始的な三葉虫で、楕円形の頭部とシンプルな体節から構成されています。平板でいかにも初期の三葉虫の形態をしていますね。この地域はカンブリア紀からオルドビス紀にかけての非常に古い生物群が発見されることで知られています。
こちらの標本には、複数種類の三葉虫が同居したマルチプレートです。
こちらにはより幅広な個体も見られますが、頭部の形態が明瞭でなく種まで特定できませんでした。ただ、Yinchufu累層の標本であることを考えますと、原始的な初期の三葉虫の一つであることは間違いないでしょう。
ノリニア・コンベクザは、頭部から左右に伸びる一対の棘(頬棘と呼ばれます)がどちらかというと横に伸びた形をしています。先端は尖っています。
こちらにはまた別の種の原始的な三葉虫が見られますね。
ご左右50センチを超える大きな母岩に、4体の三葉虫が鎮座した豪華なマルチプレート標本になります。総重量は7kgに及びます。
特に母岩が膨張した様子も見受けられないので、こちらは、もともと幅広の頭部、頭鞍を持った種であると思われます。
裏面です。
裏面の一部をアップで。こちらは印象化石(本体ではなく痕跡が残された化石)ではありますが、5体目も存在します。
最厚部38ミリと十分な厚みがありますが、希少で繊細な標本ですので丁寧にお取り扱いください。
そして、ぜひご注目いただきたいのがこちら。鋭く後方に伸びた頬棘が特徴的な ユエピンジアです。ノリニアとユエピンジアは一緒に見つかることがありますが、こちらの標本はまさにその状態です。しかも、ユエピンジアの保存状態も良好で、特徴的な輪郭がしっかりと残されています。いかにも古型の三葉虫らしい素敵なフォルムですね。
左右51センチ、重量は7kgを超えています。各個体は約4センチ前後で、中央に集まっています。
100円玉との比較。中国湖南省永順県の Yinchufu累層産の三葉虫は非常にレアで、滅多に入手する機会はありません。まして、これだけのマルチプレート標本ならなおさらです。少なくとも、ノリニア・コンベクザとユエピンジアの両方が確認できる希少品です。
商品スペック
商品ID | tr1308 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ベリーレア!中国湖南省永順県のYinchufu累層産の希少マルチプレート!ノリニア・コンベクザ(Norinia convexa)とユエピンジア(Yuepingia sp.)が同居! |
産地 | 中国、湖南省 |
サイズ | 本体カーブ直線計測4.8cm 4.7cm 4.2cm 3.5cm 母岩含め全体51cm×21.5cm×最厚部3.8cm 7205g |
商品解説 | ベリーレア!中国湖南省永順県のYinchufu累層産の希少マルチプレート!ノリニア・コンベクザ(Norinia convexa)とユエピンジア(Yuepingia sp.)が同居! |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。