米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi) 三葉虫 販売

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米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)/【tr1304】

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1304】

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米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その1)

こちらは米国ユタ州のウィーラー層で発見された、極めて初期の三葉虫、エルラシア・キンギです。エルラシア・キンギは約5億年前のカンブリア紀後期に生息していた初期の三葉虫で、小判のような形をしています。主に米国ユタ州で発見されています。教科書に三葉虫の代表として掲載されることも多いので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その2)

ウィーラー層はカンブリア紀の堆積物で後世されており、主に泥岩や頁岩などからなっています。これらは当時、浅い海の環境だったと考えられています。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その3)

小判のような形が特徴で、非常に細かな体節が見られますが、この体節には柔軟性がなく、体を丸めることができなかったようです。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その4)

エルラシア・キンギとしてはやや大きめの部類です。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その5)

裏面です。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その6)

体長は32ミリほどあります。

米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)(その7)

100円玉との比較。米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギです。

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小ケース

商品スペック

商品ID tr1304
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)
産地 Utah, U.S.A.
サイズ 3.2cm×3cm×厚0.5cm
商品解説 米国ユタ州ウィーラー層で見つかる世界的に名の知れた三葉虫、エルラシア・キンギ(Elrathia Kingi)

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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