立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石 三葉虫 販売

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立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石/【tr1300】

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1300】

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立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その1)

こちらは古生代デボン紀の海中に生息していた三葉虫、アステロピゲです。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その2)

アステロピゲは尾部にフリルが生えており、また非常に大きな複眼を持っています。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その3)

出目金(でめきん)に例えられるほどの大きな眼。天敵をいち早く見つけるために非常に広い視野を持っていたのでしょうか。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その4)

非常に立派な体節を持っています。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その5)

特徴的な尾部のフリル。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その6)

幅広で分厚い体躯をしています。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その7)

アステロピゲは複眼がよく発達したグループであるファコプス目に分類されています。小さなレンズが密集して一つの眼を構成している、いわゆる複眼を持っていました。三葉虫は生物史の初期に視力を獲得した生物です。複眼は素早く動くものを捉えるのに適していると言われています。現世の昆虫の多くが複眼を持っていますね。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その8)

出目金とも言われる大きな複眼、

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その9)

体高のある体躯。中央の軸が盛り上がっています。デボン紀に入るとこうした立体的な三葉虫が現れ始めました。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その10)

左側の複眼の保存状態はとりわけ素晴らしく、細かなレンズが保存されています。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その11)

裏面です。ほぼフラットにカットされています。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その12)

本体背周り計測66ミリほどあります。

立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石(その13)

100円玉との比較。立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲです。

商品スペック

商品ID tr1300
年代 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
学名 立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石
産地 Taouz, Morocco
サイズ 本体カーブ計測6.6cm 母岩含め全体5.9cm×5.3cm×厚3.6cm
商品解説 立派な複眼と幅広の体躯を持つ、デボン紀の三葉虫、アステロピゲ(Asteropyge)の上質化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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