「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石 三葉虫 販売

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「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石/【tr1276】

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1276】

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「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その1)

こちらは中国北東部のカンブリア紀前期の地層から発見されたドレパヌラです。これは三葉虫の仲間の一種で、バットマンのマークに似ているため、アメリカでは「バットマン」という愛称がつけられています。また、中国では「こうもり」に似ていることから「こうもり石」というニックネームがあります。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その2)

Mの字の左右がより短いタイプも存在し、これはブラックウェルデリアと呼ばれます。両者は一般的に区別されていますが、シノニム(同じものを指す別の名称)として扱う場合もあります。それにしても、見事なバットマンマークです。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その3)

ドレパヌラとブラックウェルデリアは同じ母岩に存在することもあることから、同じ時代、同じ場所に生息していた亜種のような存在なのかもしれません。ちなみに、こちらのプレートでは、診る限り、大半はドレパヌラに見えます。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その4)

ちなみに、「M」という人もいますし、「W」という人もいます。個人的にはM派ですね。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その5)

部分化石が散らばっており、ブラックウェルデリアも存在していると思われます。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その6)

こうもり石は、三葉虫コレクターに特に人気があり、コレクションを完璧にするために不可欠なピースと言えるでしょう。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その7)

裏面です。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その8)

十分な厚みがあります。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その9)

母岩含め12センチ弱のプレートです。

「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石(その10)

100円玉との比較。「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラを多数含んだマルチプレート化石です。

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商品スペック

商品ID tr1276
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石
産地 中国
サイズ 本体直線距離2.3cm 1.9cm 1.5cm 母岩含め全体11.9cm×10.1cm×厚2.2cm
商品解説 「バットマンマーク」として知られる、ドレパヌラ(Drepanura)を多数含んだマルチプレート化石。別名、こうもり石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

見た目の強烈なインパクトに惹かれました。

一体何の化石なのか、本当に生物の化石なのか。見た目の強烈なインパクトに惹かれました。三葉虫の尾との事ですが初めて発見した人は相当混乱したのではないでしょうか。外の棘は鋭く、頑丈そうで、中にも細かな棘があります。個人的にはコの字形の釘、又は武器に見えます。分散する部分化石を含め何か機械的に感じてしまい、超古代に存在した知的生物の作った道具と言ったオカルトチックな話をされても信じてしまいそうです。虫眼鏡でこれから楽しく観察していきたいと思います。こうした面白い化石を紹介して頂き感謝しています。

東京都/男性

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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