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化石のクリーニングに挑戦してみませんか?体節の一部が露出した、三葉虫の母岩つき化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1267】
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化石のクリーニングに挑戦してみませんか?体節の一部が露出した、三葉虫の母岩つき化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1267】
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こちらはモロッコのデボン紀の地層から発見された三葉虫の化石です。ご覧のように、一部が母岩に埋まっている状態です。展示用としても勿論良いですが、母岩を除去し本体を取り出す、いわゆるクリーニング用の化石としても最適だと思います。
本格的に行うのでしたら、砂粒を噴射して、母岩を削るサンドブラスターを用いるのがベストですが、簡易的には電動リューターでも削ることができます。サンドブラスターですと、砂粒が飛散しないように、ケースのなかで行う必要がありますが、リューターでしたら、ある程度養生すれば室内でも楽しむことができます。
外殻の背中の一部が露出しており、本体の一部は内部に眠っている状態だと思われます。
こちらは裏面です。最終的に展示する際には、こちらの面を平らにカットして、平置きできるようにすると良いでしょう。
非常に細かい体節です。
側面から見ると、このように見えます。
母岩全体が8センチ、本体は4センチ前後でしょうか。
100円玉との比較。クリーニングを楽しむのにも最適な標本です。
商品スペック
商品ID | tr1267 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 化石のクリーニングに挑戦してみませんか?体節の一部が露出した、三葉虫の母岩つき化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測4cm 母岩含め全体8.1cm×6.3cm×厚5.2cm |
商品解説 | 化石のクリーニングに挑戦してみませんか?体節の一部が露出した、三葉虫の母岩つき化石 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。