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三葉虫コレクターならいつかは入手したい逸品!スーパー3Dクリーニング!「怪物」の名が付いた三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus)/【tr1260】
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こちらは、三葉虫コレクター垂涎の標本、ディクラヌルス・モンストローサスのスーパー3Dクリーニング標本です。種小名の「モンスター」の名が表すように、他の三葉虫とは一線を画す、エキセントリックな姿に、多くの三葉虫コレクターは惹きつけられてやみません。まさに超絶人気三葉虫であります。
このように浮かし彫りされた、芸術品のような標本です。頭鞍部から付き出た2本の大きなホーンと体節から伸びた非常に長いトゲの数々。進化の結果とはいえ、なんとファッショナブルなデザインなのでしょう。
ディクラヌルス最大の特徴である、この大きな2つのホーンのような棘。「バッファローの角」に例えられるこの棘は、ディクラヌルスのシンボルと言えるでしょう。
異様なほど反り返った角はみずからの頭鞍部を突き刺さんばかりに反り返っています。
まるで飛行物体のように、左右に張り出した長い棘の数々。スーパー3Dクリーニング標本ならではのアーティスティックな姿です。
紫外線照射によるテストでは、補修箇所はほんのわずか。非常にナチュラル度の高い逸品です。その人気ゆえ、粗悪品が多く出回っていますが、このような標本は滅多に見られません。大変希少です。
この棘はいったい何に使われたのでしょうか。奇々怪々な姿をした三葉虫は数あれど、ディクラヌルスは別格の存在でしょう。まさに「怪物」。
後方より撮影した1枚。シンメトリー(左右対称性)に優れています。どの角度からみても美しい・・・。
やや上方より撮影しました。バッファローのホーンのように複雑な曲線を描いています。
ディクラヌルスは以前に増して玉数が少なくなっています。とりわけこのような上質な標本は非常に高値で取引されます。
およそ13センチ弱の母岩に56ミリの本体が鎮座しています。
100円玉との比較。ディクラヌルス・モンストローサスのスーパー3Dクリーニングが施された上質個体です。三葉虫コレクターならいつかは入手したい逸品です。
商品スペック
商品ID | tr1260 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 三葉虫コレクターならいつかは入手したい逸品!スーパー3Dクリーニング!「怪物」の名が付いた三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus) |
産地 | Atlas Mountains, Morocco |
サイズ | 本体最長部カーブ計測5.6cm 母岩含め全体12.9cm×10.1cm×高6.5cm |
商品解説 | 三葉虫コレクターならいつかは入手したい逸品!スーパー3Dクリーニング!「怪物」の名が付いた三葉虫、ディクラヌルス・モンストローサス(Dicranurus monstrosus) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。