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ベリーレア!米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus)/【tr1255】
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こちらはカンブリア紀中期の地層から発見されたロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus)です。ロンコセファルスの仲間は、ユタ州ミラード郡のウィークス層から採集される小さな三葉虫です。ミラード郡は、あのエルラシア・キンギが採集される地域として有名です。

広く知られたエルラシア・キンギと比べると、ロンコセファルスはほとんど知られていません。属が発見されたのは19世紀中であり、化石史の中でも初期ではありますが、数が少なく、その存在は非常に希少です。

ご覧のように非常に小さな三葉虫で、わずか6ミリほどです。

ロンコセファルスは極めて初期の三葉虫であり、その形態は原始的です。平板状の体躯に占める頭鞍部の割合は非常に大きく、体節の数も多くなく、平坦な印象を与えます。

エルラシア・キンギと比較してもなお、原始的な印象を受けます。

尾部は非常に小さく、締まっています。こちらの個体は全形がよく保存されており、各部の特徴が保存されています。

本体に対して母岩は充分、大きいです。

体の半分を占める特徴的な頬棘も左右ともに残されています。

母岩の厚みは約14ミリほどあります。

母岩、左右47ミリ、本体は6ミリほどです。

100円玉との比較。米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルスです。
商品スペック
商品ID | tr1255 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | ベリーレア!米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus) |
産地 | Weeks Formation, Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体直線計測0.6cm 母岩含め全体4.7cm×3.6cm×厚1.4cm |
商品解説 | ベリーレア!米国ユタ州ミラード郡ウィーラー層から発見された、非常に珍しい小型三葉虫、ロンコセファルス・フォルス(Lonchocephalus pholus) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。