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コレクターからコレクターへと引き継がれる希少標本!各部完全保存された極めて上質な三葉虫、ケッテネラスピス・プレシェリの標本(Kettneraspis prescheri)/【tr1248】
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こちらは、古生代デボン紀の三葉虫で、奇々怪々なフォルムで知られる『ケッテネラスピス・プレシェリ』です。真正面から撮影しました。大きく飛び出した目と後方に伸びた棘が特徴的です。

上から全体を撮影しました。特徴的な頬棘や体節縁部から伸びた長い棘に加え、頭鞍部中央から後方に伸びた棘など、全身にわたって長い棘が生えているユニークな姿が確認できます。

全形を踏まえまして、もう一度前方から撮影してみました。左右対称の美しいフォルムがお分かりでしょうか。ここまで近づいてみても、見事なシンメトリーを備えていることがお分かりいただけることでしょう。三葉虫のヘビーコレクターであればご存知だと思いますが、「ケッテネラスピス・プレシェリ」は典型的なレアな三葉虫です。コレクターからコレクターへと引き継がれる、まさにコレクターズアイテムです。実際、こちらは日本国内の数十年来の三葉虫ヘビーコレクターからの、オールドなコレクションです。長らく大切に愛でられてきたことが分かる、非常に上質な標本です。

上側に大きく飛び出した目。海底の泥中に身を沈め、目だけを潜望鏡のように出して周囲を見回していたのでしょうか。

非常に繊細な三葉虫ゆえ、母岩の形状や頑丈さは重要です。ご覧の通り、本体を大きく囲むように保護されており、そのサイズも十分にあります。

後方から撮影しました。まるで蜘蛛の足のように体節縁部から伸びたフリルが広がっています。非常にインパクトのある見た目をしています。この奇々怪々なフォルムこそが、コレクターの心を鷲掴みにしているのでしょう。

欠損している部位がなく、パーフェクトな標本です。どこから見ても美しく整っています。

この角度から見ると、非常に立体的です。頭鞍部から後方に伸びたアンテナのような大きな角がその存在を主張しています。

その角を側面からご覧いただきましょう。いったい何のために使用されたのか、ディスプレイとしての機能だったのでしょうか。それにしても、ユニークな棘ですね。頭鞍部の側部から伸びた小さなフリルまで丁寧にクリーニングされている点にもご注目ください。

全体を眺めると厳つい姿に見えますが、この角度から見ると、随分、愛嬌のあるお顔に見えてきましたね。

ご覧の通り、母岩は本体を保護するのに十分な分厚さがあります。

本体直線計測43ミリ、母岩含め12センチほど。平均的なやや大きめの個体です。

100円玉との比較。各部、完全保存された極めて上質なケッテネラスピス・プレシェリの標本です。
商品スペック
商品ID | tr1248 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | コレクターからコレクターへと引き継がれる希少標本!各部完全保存された極めて上質な三葉虫、ケッテネラスピス・プレシェリの標本(Kettneraspis prescheri) |
産地 | Ihandar Formation, Issoumour, Morocco |
サイズ | 本体直線計測4.3cm 母岩含め全体12.3cm×9.2cm×高6.8cm |
商品解説 | コレクターからコレクターへと引き継がれる希少標本!各部完全保存された極めて上質な三葉虫、ケッテネラスピス・プレシェリの標本(Kettneraspis prescheri) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。