三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体 三葉虫 販売

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三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体/【tr1244】

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1244】

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三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その1)

こちらはモロッコ南部、ウアンフスーヌのタズーライ層(Tazoulait Formation)から発見された、非常に珍しい三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシスです。旧名のカイセロプスとして覚えている方も多いかもしれません。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その2)

ラインゴールディウムの仲間はファコプス目に属し、その多くはモロッコのデボン紀の地層から発見されます。タズーライ層といえば、コムラ・バルチンキなどの産地として有名ですね。ラインゴールディウムは特徴的な尾部のフリルを持っています。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その3)

また、ご覧の通り、立派な頬棘を持っており、体節は細かく分かれ、柔軟性があります。体を折り曲げている個体も比較的多い印象です。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その4)

パッと見は、同じくフリルを持つファコプス目のホラルドプスに似ていますが、尾部のフリルの細さや形状が異なっています。ラインゴールディウムのフリルはより細く、長い傾向にあります。ホラルドプスもタズーライ層から採集されますが、比較的容易に見分けることができます。また、ラインゴールディウムの方が(比較にならないほど)希少です。こちらは三葉虫のヘビーコレクターからの放出品です。このレベルの希少性を持つ標本は、一般の市場ではまず入手できません。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その5)

コムラなどに比べると、顔面の突起が少ないのですが、頭部の先端が尖っている点などでよく似ています。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その6)

頭部を正面から撮影してみました。幅広で重厚感があり、なかなか厳つい顔つきです。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その7)

ファコプス目の三葉虫の特徴の一つである複眼も、ご覧の通り、かなりの部分が保存されています。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その8)

影になってやや分かりにくいのですが、左目の複眼も一部保存されています。ラインゴールディウムは、ご覧の通り、非常に大きな眼を持っています。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その9)

本体カーブ計測55ミリ。

三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体(その10)

100円玉との比較。三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシスの上質な個体です。

ネームカード

商品スペック

商品ID tr1244
年代 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
学名 三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体
産地 Tazoulaït Formation Jebel Oufatene, Maider Region, Morocco
サイズ 本体カーブ計測5.5cm 母岩含め全体4cm×3.9cm×厚2.5cm
商品解説 三葉虫のヘビーコレクター垂涎の品、カイセロプスの名で知られていた希少な三葉虫、ラインゴールディウム・マロカネンシス(Rheingoldium marocanensis)の上質個体

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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