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希少!チェコ共和国産の三葉虫、アウラコプレウラ・コニンキ(Aulacopleura konincki)/【tr1225】
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こちらはチェコ共和国の古生代シルル紀の地層より発見された三葉虫、アウラコプレウラです。さほど入手が容易ではない希少属です。
母岩一体型の標本です。写真上にメインの標本があり、部分化石も散見されます。
チェコ産のアウラコプレウラはやや黄色がかっているのが特徴です。
輪郭がよく保存されています。
裏面です。
側面から撮影。
左右8センチ。
100円玉との比較。付属のスタンドを使えば立てて展示できます。
商品スペック
商品ID | tr1225 |
---|---|
年代 | 古生代シルル紀(4億4600万 -- 4億1000万年前) |
学名 | 希少!チェコ共和国産の三葉虫、アウラコプレウラ・コニンキ(Aulacopleura konincki) |
産地 | Lodenice, Beroun, Czech Republic |
サイズ | 本体1.2cm 母岩含め全体8cm×6.3cm×厚1.7cm |
商品解説 | 希少!チェコ共和国産の三葉虫、アウラコプレウラ・コニンキ(Aulacopleura konincki) |
この商品を購入されたお客様のお声
今回は三葉虫のアウラコプレウラを購入しました。色々な化石に興味はありますが、三葉虫に一番魅力を感じています。なぜなら、第一に三葉虫はほぼ全身の形が分かる。第二に数万種といわれるほど種類がある。第三に同じ種族とは思えないほど色々な形をしているからです。いつまで経っても知らない種類が出てきますし、同じ種でも形や大きさ、姿勢やクリーニングの違いでどの標本が一番かを決められない魅力を持っています。化石セブンさんは今回のアウラコプレウラのように、他では見かけない三葉虫を販売されることがあって注目しています。三葉虫は高価な標本が多いため、なかなか購入は出来ませんが、これからも珍しい三葉虫を紹介して下さい。
滋賀県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。