カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石 三葉虫 販売

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カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石/【tr1222】

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1222】

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カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その1)

こちらは古生代カンブリア紀に生息していた、風変わりな三葉虫、ペロノプシスです。カンブリア紀中期に繁栄しその後姿を消した謎多き三葉虫です。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その2)

ご覧のように、ブーツの底、あるいはブローチに例えられる不思議な形をしています。尾部と頭部は大きく、それをつなぐ大切は数個しかない、極めて単純な形をしています。まだ三葉虫のシンボルともいえる眼を持ちません。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その3)

世界中で発見されることから一時期世界的に繁栄したと思われますが、カンブリア紀中期をすぎると、パタリと姿を消しました。その理由はよく分かっていません。あまりにも原始的な機能しか備わっていなかったことが関係しているのでしょうか。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その4)

やや明るい石色。米国ユタ州ミラード郡産です。ペロノプシスの代表的な産地の一つですが、採集される場所によって多少色が異なります。より一般的なグレイではなく、珍しい明るめのトーンの石色です。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その5)

側面から撮影。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その6)

本来はわずか6ミリです。ペロノプシスとして決して小さくはありません。そもそもペロノプシスは1センチに満たない個体が多く存在する、とても小さな三葉虫です。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その7)

母岩左右47ミリ。

カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その8)

100円玉との比較。カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシスの化石です。

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商品スペック

商品ID tr1222
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石
産地 Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ 本体0.6cm 母岩含め全体4.7cm×3.5cm×厚1cm
商品解説 カンブリア紀中期に繁栄しその後パッタリと姿を消した、眼のない三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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