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レア!ボリビア産の三葉虫、エルドレジア・ヴェヌストゥス(Eldredgeia venustus)のノジュール化石/【tr1214】
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こちらはボリビア産のファコプス目に分類される三葉虫、エルドレジア・ヴェヌストゥス(Eldredgeia venustus)です。ボリビア産のエルドレジアはあまり一般マーケットでは見られないレアな三葉虫です。
ご覧のようにネガ・ポジ両方揃った、いわゆるノジュールです。ノジュールとは遺骸の周りに炭酸カルシウムなどが固着し、ボールのような丸い石になったものを指します。内部の化石は保護され傷みにくい傾向があります。
このようにもともと丸い石です。ハンマー等で叩くと、自然に破れ、内部から化石が発見されることがあります。※何も入っていないこともしばしばあります。
エルドレジアは、南米と南アフリカのデボン紀の地層から発見されます。
尾部までしっかりと保存されています。
側面からご覧いただきましょう。ファコプス目に分類される三葉虫は、総じて、このような発達した複眼が備わっています。レンズ一つずつ、揃った見事な標本です。
比較的長い胴体とそれを構成する体節のセクションです。
左側面をご覧いただきます。ところで、突然ですが、三葉虫は何を食べていたのか、ご存知でしょうか。長らく議論が続けられていますが、今年(2023年)に入って、注目すべき一つの論文が発表されました。要点だけまとめていますので、ぜひご覧ください。コラム「三葉虫は一体何を食べていたのか?スカベンジャーだったのか?」
ネガとポジを合わせた状態です。ご覧のようにノジュールは一つの丸いボールのような形状であることが一般的です。
本体カーブ計測48ミリ。
100円玉との比較。珍しいボリビア産の三葉虫、エルドレジア・ヴェヌストゥス(Eldredgeia venustus)です。
商品スペック
商品ID | tr1214 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | レア!ボリビア産の三葉虫、エルドレジア・ヴェヌストゥス(Eldredgeia venustus)のノジュール化石 |
産地 | Bolivia |
サイズ | 本体カーブ計測4.8cm 母岩含め全体4.6cm×2.8cm×厚2.7cm |
商品解説 | レア!ボリビア産の三葉虫、エルドレジア・ヴェヌストゥス(Eldredgeia venustus)のノジュール化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
殆どの化石販売で単に「三葉虫亅で販売されているのに対しセブンさんは三葉虫の種族まで詳しく説明して頂いています。購買する側からすれば自分の標本について詳しく知りたいですし、博識の方から購入したいと思います。単に三葉虫、アンモナイトだけだと単に商品として扱っているように感じますから、セブンさんには本当に化石愛を感じます。海にいた三葉虫に複眼があるのは不思議に感じます。複眼と言えば昆虫の印象です。蜻蛉や蜂のような立派な複眼がこの科の三葉虫にはありますね。形態だけ見ればカブトガニ、グソクムシ、甲殻類に近い三葉虫ですが、このような立派な複眼はこれらの生物にはないです。この科の三葉虫が現在の昆虫と何か繋がりがあるのではと感じてしまいます。もう一方の目のない原始的な三葉虫は、光の届かない環境に生息していたか、もしくは初期の生物には眼がなく、進化の途上で生物は眼を発達させたと思ったりしています。それにしても毎日のように標本を仕入れされているのは驚きです。販売中のものだけでも欲しい物だらけなのに良い意味で悲鳴をあげています。(笑)これからも宜しくお願いします。
東京都/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。