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カンブリア爆発で知られるチェンジャン産のレア生物、ナラオイア(Naraoia spinosa)の化石/【tr1178】
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こちらは、カンブリア爆発で知られる、チェンジャン化石の一つ、ナラオイアの化石です。もっとも初期の生物の一つです。ナラオイアは当時、複数の種類がいたと考えられています。
全形をご覧いただきましょう。三葉虫によく似ていると感じませんでしたか?実際、三葉虫の一つではないか、と考える研究者もいるようです。三葉虫はナラオイアが絶滅したあと、繁栄しました。
本体は指先と同じくらいの大きさです。
ナラオイアはチェンジャン化石ということもあり、滅多に入手できません。とりわけ古い生物の化石のコレクターには垂涎物のアイテムと言えるでしょう。
この多数の体節がいかにも三葉虫の仲間という印象を与えます。実際のところは不明です。
裏面。きめ細かい頁岩です。ところどころ層になっています。
側面から撮影。ある程度厚みがあるので、丁寧に扱っていただければ強度に問題ありません。
本体最長部6センチほど、本体は1センチ弱の大きさです。
100円玉との比較。カンブリア爆発で知られるチェンジャン産のレア生物、ナラオイアの化石です。
商品スペック
商品ID | tr1178 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | カンブリア爆発で知られるチェンジャン産のレア生物、ナラオイア(Naraoia spinosa)の化石 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離0.9cm 母岩含め全体6.1cm×5cm×厚1.5cm |
商品解説 | カンブリア爆発で知られるチェンジャン産のレア生物、ナラオイア(Naraoia spinosa)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
カンブリア爆発期の生物群はことに興味があり、チェンジャン動物群化石を早速購入しました。実際手にすると時間を超えた不思議な気持ちになるのが面白いですね。以前にカナディアンロッキーにトレッキングに行った時、ふと立ち寄った現地の鉱物、化石店で、バージェス動物群をはじめとした数々の化石に驚きつつも、その時に購入せずに帰ってしまい、残念な気持ちになったことを今になって思い出し、こうした新たな出会いを大切に(化石7さんに感謝)していきたいと思います。
京都府/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。