レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石 三葉虫 販売

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レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石/【tr1157】

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1157】

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レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その1)

こちらは中国北東部のカンブリア紀前期の地層より採集された、非常に珍しい化石です。いったい何の化石だと思われますか?とくに写真中央右側のMの字に似た形をしている化石についてはいかがでしょうか?実はこちらはとある三葉虫の尾部の一部だと考えられています。コウモリの形に似ていることから、蝙蝠石(こうもりいし)の異名があります。ブラックウェウデリアという三葉虫の尾部が本体から分離したもの、と考えられているのです。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その2)

欧米では、「バットマン」の愛称で知られている化石です。バットマンはアメリカの漫画や映画に登場する架空のスーパーヒーローですが、そのマークに非常によく似ています。ご興味のある方は「バットマン ロゴ」とか「バットマン マーク」でググってみてください。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その3)

じつはこの分離した尾部には2種類あるとされています。長いものはドレパヌラ、短いほうはブラックウェルデリアとされています。こちらは後者ですね。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その4)

バットマンのロゴだと言われてしまうと、そのようにしか見えなくなってきますね。周辺にも同種と思しき部分化石が多数保存されています。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その5)

裏面です。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その6)

分厚い母岩ですので、強度に問題はありません。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その7)

一辺の長さはおよそ7センチほどです。ブラックウェルデリアは尾部にフリルが付属するタイプだったと思われます。また、尾部だけ分離しやすい構造だったのでしょう。

レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石(その8)

100円玉との比較。コアな三葉虫コレクターならぜひ入手しておきたい、ブラックウェルデリアの尾部の化石です。

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商品スペック

商品ID tr1157
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石
産地 中国
サイズ 本体直線距離2.2cm 母岩含め全体7cm×6.4cm×厚2.2cm
商品解説 レア!欧米では「バットマン」、中国では「蝙蝠石」の愛称で人気を博す、ブラックウェルデリア(Blackwelderia sinensis)の尾部の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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