謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石 三葉虫 販売

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謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石/【tr1150】

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1150】

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謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その1)

こちらは米国ユタ州のウィーラー層より採集された三葉虫、ペロノプシスです。ペロノプシスは5億5千万年前に棲息していた、極めて古い三葉虫です。最古の三葉虫の一つと申し上げても良いでしょう。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その2)

ペロノプシスは一般的に知られている三葉虫とは多くの点で異なっています。まず、わずか1センチしかありません。そして三葉虫のシンボル的部位である”眼”を持ちません。ほぼ同じ大きさの小さな2つの丸い部位からなります。海底の地層から発見、採集されることが多いことから、海底の泥中に身を潜め、アノマロカリスのような天敵から身を守っていたと考えられています。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その3)

ご覧のように極めてシンプルな構造をしています。体のどこにも眼らしき部位が見当たりません。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その4)

大小あわせて4体のペロノプシスが居ます。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その5)

裏面です。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その6)

側面からみると何層も折り重なって一つの頁岩になっていることが分かります。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その7)

ペロノプシスはカンブリア紀の一時期に世界中で繁栄したようですが、その後、絶滅しました。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その8)

およそ5センチの母岩に4体のペロノプシスが居ます。最大個体7ミリ。

謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石(その9)

100円玉との比較。謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシスのマルチプレート化石です。

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商品スペック

商品ID tr1150
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石
産地 Wheeler Formation, Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ 本体0.7cm 母岩含め全体5.2cm×4.6cm×厚0.7cm
商品解説 謎多き最初期の三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)のマルチプレート化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

5億年以上前の、古生代カンブリア紀の生物にロマンを感じます。

ペロノプシス 届きました。5億年以上前の、古生代カンブリア紀の生物にロマンを感じます。ペロノプシスには、以前から興味があり、できたら群集化石を手に入れたいと思っていましたので、即決で購入させていただきました。ありがとうございました。

兵庫県/男性

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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