数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石 三葉虫 販売

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数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石/【tr1144】

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1144】

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数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その1)

こちらは一体何の化石だと思いますか?ちなみに焼きすぎた豆せんべいではありません。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その2)

近づいてご覧いただきましょう。じつはこちらはアグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)と呼ばれる三葉虫です。しかも一つの母岩に無数に張り付いています。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その3)

アグノスタスは5億年前以上に棲息していた、非常に古い三葉虫です。最も古い三葉虫の一つと言って良いでしょう。そもそもアグノスタスという名前は古代ギリシャ語に由来し、「不明」という意味です。その名の通り、われわれが知る三葉虫とはあまり共通点がない、非常にユニークな存在なのです。一部は脱皮した殻の可能性もあります。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その4)

アップで撮影。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その5)

種小名のpisiformisは「豆」を意味します。ご覧のように丸みを帯びた小さな三葉虫で、豆と例えたくなるのも分かりますね。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その6)

アグノスタスのグループは古生代中期に入ると数を減らしました。カンブリア紀前期に大繁栄した謎の多い三葉虫です。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その7)

裏面です。同じ三葉虫の痕跡が残されています。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その8)

ご覧のように印象化石として保存されています。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その9)

側面から見ると、その数の多さがお分かり頂けることでしょう。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その10)

最大部69ミリの母岩に数え切れないほどのアグノスタスとその脱皮殻が保存されています。

数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石(その11)

100円玉との比較。極めて初期の三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミスの群集化石です。

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商品スペック

商品ID tr1144
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石
産地 Sweden
サイズ 6.9cm×6cm×1cm
商品解説 数え切れない!スウェーデン産の極めて初期の豆のような三葉虫、アグノスタス・ピシフォルミス(Agnostus pisiformis)の群集化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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