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取り扱いが比較的イージー!ベリーレア!奇抜な外観で多数のファンを獲得している希少三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ(Koneprusia brutoni)の化石/【tr1138】
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こちらは北アフリカ、モロッコのデボン紀の地層より採集された三葉虫、コネプルシア・ブルトーニの化石です。
コネプルシア・ブルトーニは、その奇抜の姿で多数のファンを有する、人気の三葉虫です。その人気に反して玉数は極めて少なく、弊社でこれまで扱った数もわずかです。こちらの個体はその特徴的な棘を母岩に支えられた状態。取り扱いにさほどの緊張感を伴いません。
特徴的なとさかのような上方に伸びる棘の数々。中央の棘列も母岩に支えられていますので、安定感は申し分ありません。
コネプルシア・ブルトーニは外観の奇抜さでは他の追随を許さないオドントプルーラ目に属する三葉虫です。同グループに属する有名な三葉虫としてはディクラヌルス、ゴンドワナスピス、レオナスピスなどがあります。
顔面を拝見しましょう。オドントプルーラ目に属する三葉虫の眼は比較的小さく丸みを帯びています。
しっかりとした母岩で支えられています。
デボン紀には三葉虫の天敵だったと思われる板皮類という魚類が繁栄しました。それにともない棘が四方八方に伸びた三葉虫が誕生しました。身を守るためだったのでしょうか。
裏面です。平置きにするには十分丸められています。
正面から撮影。特徴的な3つの棘列。
後方より撮影。左右対称です。
100円玉との比較。奇抜な外観で人気を希少三葉虫、コネプルシア・ブルトーニの化石です。
7センチほどの母岩に48ミリの本体が鎮座しています。平均的なサイズです。
もう一度、この写真をご覧いただきましょう。繊細な棘が母岩に支えられていますので、取り扱いも比較的楽です。常時手元近くに展示しておけるメリットがあります。
商品スペック
商品ID | tr1138 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 取り扱いが比較的イージー!ベリーレア!奇抜な外観で多数のファンを獲得している希少三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ(Koneprusia brutoni)の化石 |
産地 | Hamar Laghdad, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測4.8cm 母岩含め全体7.1cm×5.2cm×高5.5cm |
商品解説 | 取り扱いが比較的イージー!ベリーレア!奇抜な外観で多数のファンを獲得している希少三葉虫、コネプルシア・ブルトーニ(Koneprusia brutoni)の化石 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。