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マーケットに舞い降りた、激レア三葉虫、カナダ・ブリティッシュコロンビア産ワンネリア(Wanneria)のネガポジ標本/【tr1133】
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こちらは、三葉虫のヘビーコレクター限定の、マニアックかつ激レアな三葉虫、ワンネリアです。完全個体はほぼありません。一般マーケットでは滅多にお目にかかれない激レアな三葉虫です。カナダ、ブリティッシュコロンビアのイーガー層から採集されたカンブリア紀の極めて古い標本です。しかもネガポジ揃っています!
ワンネリアは全体が円形に見える不思議な形をしています。縁部には多数のフリルがあり、頭部が大きく尾部が小さいという典型的なカンブリア紀の三葉虫の特徴が備わっています。
ご覧のようにがっしりとした横幅を持ち、力強い印象を受けます。ワンネリアは広義ではオレネルスの仲間です。ただ、他のオレネルスらと比べると明らかに幅広ですぐにそれと分かります。
ワンネリアは米国でも採集されますが、カナダ・ブリティッシュコロンビア産の標本はめったにマーケットに登場しません。極めてレアと申し上げて良いでしょう。
クローズされている採集場所が多いため、新たにマーケットに登場することはほぼありません。すでに所有しているコレクターもその希少さ故、やんごとなく理由でもなければ手離しません。長くコレクションを続けている方でも、カナダ産のワンネリアをご覧になるのは初めてという向きも少ないのではないでしょうか。
こちらの個体はヘビーコレクターからの放出品、いわゆるオールドコレクションです。
ご覧の通り総じて保存状態は良好です。
尾部の長いフリルはポジティブサイドのほうに付着したことが分かります。
頭鞍部の保存状態も良好です。
尾部のフリルをアップで撮影。
裏面です。
もとは一つの母岩。ネガとポジを合わせてみました。
赤いマーカは10センチ間隔です。本体直線計測97ミリ。
100円玉との比較。付属のスタンドを使うと立てて飾ることができます。
100円玉。まさに激レア、カナダ・ブリティッシュコロンビア産のワンネリアのネガポジ標本です。
商品スペック
商品ID | tr1133 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | マーケットに舞い降りた、激レア三葉虫、カナダ・ブリティッシュコロンビア産ワンネリア(Wanneria)のネガポジ標本 |
産地 | Eager Formation, British Columbia, Canada |
サイズ | 本体直線距離9.7cm 母岩含め全体(ネガポジ合わせて)18.4cm×11.6cm×厚4.2cm |
商品解説 | マーケットに舞い降りた、激レア三葉虫、カナダ・ブリティッシュコロンビア産ワンネリア(Wanneria)のネガポジ標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
なかなか入手の限られる三葉虫、Wanneriaが出品されてるのを見た時は3度見しました。それもネガポジがそろった立派なもの。長年三葉虫を蒐集してますが今まで実物を見かけたことがあるのは本当に数えるくらいしかありません。化石セブンさんは一般ルートでは入手困難な化石を紹介してくれるので、いつも販売ページをワクワクしながら閲覧しております。今回も高品質な化石&手頃な価格帯でお譲りくださりありがとうございました。また引き続き宜しくお願い致します。
兵庫県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。