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メガサイズ&ヘビー!スーパーレア!三葉虫オドントプルーラ目のスター、セレノペルティス・ブッキ(Selenopeltis buchii)/【tr1131】
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こちらは超レアな三葉虫、セレのペルティス・ブッキです。弊社で取り扱いをするのも久々。20センチに達する、極めて立派な個体であります。
保存状態も大変良好で、まさに大判。もともと比較的大きな三葉虫ではありますが、この個体はその中でも大柄です。
母岩とのバランス良好。本体が目立つように母岩をうまくカットしたことが見てとれます。
セレノペルティスは平板型の三葉虫ですが、よく見ると、各部隆起しています。海底の砂中に潜るのを得意としていそうなフォルムです。オドントプルーラ目を代表するスター三葉虫です。
体節は1本が太い一方、組み合わせが複雑で、かつ縁部は大きく伸びています。これほど長く縁部が伸びている体節を持つ三葉虫は珍しいです。まるで頭鞍部から伸びる頬棘のよう。
尾部から伸びる棘が控えめ。体節部のフリルとのギャップが面白い。小さな尾板は古型の三葉虫に多く見られる特徴です。三葉虫の歴史のちょうど中頃であるオルドビス紀の三葉虫は中間的な特徴を持っていることが多いです。
この角度で展示するのも悪くありません。
裏面を撮影。4キログラム近い重さがある巨大標本ゆえ、安定性は極めて重要です。多少の凸凹はあるものの、ほぼ平らにカットされていますので、安定的に展示可能です。
本体21センチ、母岩含め30センチを超える、ド級の逸品です。
100円玉との比較。一点お気をつけたいこととして、平置きをおすすめします。何しろ4キログラム近いヘビー級の標本ですので、立てて展示しますと、倒れた際に標本にダメージを与えやすく、また怪我をしかねません。立てたい気持ちを抑えていただきぜひ平置きをおすすめします。平置きでも十分迫力を感じられます。
商品スペック
商品ID | tr1131 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | メガサイズ&ヘビー!スーパーレア!三葉虫オドントプルーラ目のスター、セレノペルティス・ブッキ(Selenopeltis buchii) |
産地 | Boutchrafine, Erfoud, Morocco |
サイズ | 本体直線距離(トゲまで)20cm 母岩含め全体32cm×24.2cm×厚5.3cm 3930g |
商品解説 | メガサイズ&ヘビー!スーパーレア!三葉虫オドントプルーラ目のスター、セレノペルティス・ブッキ(Selenopeltis buchii) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。