大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石 三葉虫 販売

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大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石/【tr1117】

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1117】

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大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その1)

こちらはモロッコ産のデボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータスです。種小名のアルマータスは「武装した」の意味を持ちます。ご覧のように全身に棘を纏った、恐ろしい姿をしています。デボン紀は魚の時代と呼ばれ、強靭な顎を有する板皮類が繁栄した時代でもあります。それにともない三葉虫も進化し、このような全身を棘で固めたグループが登場したと考えられています。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その2)

ドロトプス・メガロマニクスという非常に大きなファコプス目の三葉虫がいますが、アルマタースはそのメガロマニクスが棘を纏った状態と言っててよいでしょう。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その3)

体節部や頬棘はもちろん、驚くべきは複眼の上にも棘が生えていること。この大きな眼を防御する目的だったと思われます。いくら板皮類といえど、このような厳つい三葉虫を積極的に捕食しようとは思わなかったでしょう。板皮類の代表格であるダンクルオステウスについては、コラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」で登場しますので、よろしければ御覧ください。

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体節部から尾部にかけてのセクション。一寸の隙間もなく、全身に棘が生えています。

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尾部から撮影。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その6)

なんという鉄壁の防御。まるで剣山のようではありませんか。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その7)

こちらは左側の複眼。細かいレンズが多数寄り集まって一つの眼を構成しています。現世の虫もこのような眼を持っています。三葉虫は生物史のごく初期に眼を獲得した生物として知られています。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その8)

頭鞍部にも大きな突起物が多数備わっており、何とも厳つい風体であります。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その9)

ドロトプス・アルマータスは体節部に柔軟性があり体を丸めことができました。その場合、三葉虫の弱点である腹部を守ることができ、まさに鉄壁の体勢と言えるでしょう。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その10)

ハイポストマ(三葉虫の口器)の一部が保存されています。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その11)

この迫力は写真ではなかなか伝えきれません。まさに剣山。

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本体カーブ計測163ミリという大型の個体です。横幅もあり、まさに重武装の重戦車です。

大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石(その13)

100円玉との比較。左右対称の美しい個体です。

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商品スペック

商品ID tr1117
年代 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
学名 大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石
産地 Atlas Mountains, Morocco
サイズ 本体カーブ計測16.3cm 母岩含め全体13cm×7.7cm×高5.4cm
商品解説 大型&上質!全身武装を施した重戦車!鉄壁の防御を誇る、デボン紀の三葉虫、ドロトプス・アルマータス(Drotops armatus)の上質化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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