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三葉虫のヘビーコレクターに捧げたい！この産地としては極めて上質なイソテルス・マフリッツィ（Isotelus mafritzi）/【tr1114】
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三葉虫のヘビーコレクターに捧げたい！この産地としては極めて上質なイソテルス・マフリッツィ（Isotelus mafritzi）/古生代オルドビス紀（5億500万 -- 4億4600万年前）【tr1114】
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こちらはカナダ・オンタリオはコボウルグ層（オルドビス紀）より採集されたの地層より採集された、非常珍しいイソテルス・マフリッツィ（Isotelus mafritzi）です。
二個体のうちの大きい方。ご覧の通り極めて上質な個体です。ヘビーな三葉虫コレクターでしたらご存知だと思いますが、こちらの産地の標本は一定程度上下方向に圧縮が進んでいて平たいフォルムをしています。と同時に、左右方向に歪むことが多く、完品の化石は見つかりにくいのが現状です。その点、こちらの個体は極めて上質と言えます。
ご覧のように右に別の個体が一体います。
イソテルス・マフリッツィはこののっぺりとした頭鞍部から分かるようにアサフスの仲間です。頭部先端がやや尖っており、眼は側面に開いています。
体節に柔軟性は認められず、非常に大きな尾部が特徴的です。
頭部から左右に伸びる頬棘がしっかり保存されている点にご注目ください。多くの個体でこの頬棘が失われています。
側面から撮影。非常に決めが細かい頁岩。粘土質が繰り返し固化した層が特徴的です。
ジオラマのような味わいを醸し出している母岩にもご注目ください。最大部２２センチの立派な母岩です。
１００円玉との比較。三葉虫のヘビーコレクターに捧げたい、レアかつ上質のイソテルス・マフリッツィの化石です。
商品スペック
| 商品ID | tr1114 |
|---|---|
| 年代 | 古生代オルドビス紀（5億500万 -- 4億4600万年前） |
| 学名 | 三葉虫のヘビーコレクターに捧げたい！この産地としては極めて上質なイソテルス・マフリッツィ（Isotelus mafritzi） |
| 産地 | Cobourg Formation, Ontario, Canada |
| サイズ | 本体直線計測6.7cm 2.9cm 母岩含め全体22cm×16cm×厚3.7cm |
| 商品解説 | 三葉虫のヘビーコレクターに捧げたい！この産地としては極めて上質なイソテルス・マフリッツィ（Isotelus mafritzi） |
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
