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マニアック&レア!チェコ共和国ボヘミア地方産のカンブリア紀の、極めて古い三葉虫、アグラウロス(Agraulos ceticephalus)の化石/【tr1095】
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こちらは東欧チェコ共和国ジンス層産のカンブリア紀の三葉虫、アグラウロスです。ヘビーコレクターでもあまり聞き慣れない三葉虫ではないでしょうか。
カンブリア紀の三葉虫ということもあり、保存状態の良い標本はほとんど存在しません。シンプルな体節を持ち、頭鞍部はドーム型にやや膨らんでいます。ディティールの残った状態の良い標本です。
アグラウロスは、こちらのボヘミア産の標本ほか、北米からも採集されますが、個人的にはボヘミア産以外実物を眼にしたことがありません。ボヘミア産でさえ極めて希少です。
裏面にはいくつかの部分的な化石が層に埋もれるように散見されます。
直線計測2センチと小型の三葉虫です。この個体がとくべつ小さいのではなく総じて小型です。ジンス層産の三葉虫をお探しのマニアック&ヘビーなコレクターの方におすすめいたします。
商品スペック
商品ID | tr1095 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | マニアック&レア!チェコ共和国ボヘミア地方産のカンブリア紀の、極めて古い三葉虫、アグラウロス(Agraulos ceticephalus)の化石 |
産地 | Skryje, Czech Republic |
サイズ | 本直線距離2cm 母岩含め全体7.9cm×3.6cm×厚1cm |
商品解説 | マニアック&レア!チェコ共和国ボヘミア地方産のカンブリア紀の、極めて古い三葉虫、アグラウロス(Agraulos ceticephalus)の化石。Jince Formation産。 |
この商品を購入されたお客様のお声
カモノハシにちょっと似ている、変わった頭部を持つ種類で、興味はあったのですが、自在頬の無い標本しか見た事がありませんでした。それが、この標本では保たれていますね!なかなか珍しい標本がリーズナブルなお値段で入手でき、感謝しております。ありがとうございました!
愛知県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。