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超の付く一級品!三葉虫コレクター垂涎の品、今や入手困難の米国ユタ州産オレノイデス・トリスピヌス(Olenoides trispinus)/【tr1092】
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こちらは米国ユタ州を代表し、かつ世界的な人気を博する、超が付くレア三葉虫、オレノイデス・トリスピヌスです。ヘビー三葉虫コレクターであればオレノイデスがいかに希少かよくご存知でしょう。カンブリア紀中期に棲息していた非常に古い三葉虫でありながら、すでにかなり個性的なフォルムを獲得していました。米国の有名化石コレクターBob Shachtの希少なコレクションの一つであり、99年に日本国内に入ったオールドコレクションです。
このレベルのオレノイデスは1年に1点どころか数年に1点市場に出れば良いほど。世界的コレクションと評しても誰も驚かないでしょう。
御覧ください!カンブリア紀の三葉虫でありながら左右対称で完璧なフォルムを維持しています。各部に3Dクリーニングが施されています。この状態に仕上げるまで、どれほどの時間がかかったことか想像に難くありません。
オレノイデスといえばこの特徴的なフリルの数々。シルエットの奇抜さという点ではより新しい時代の三葉虫を凌ぐものがあります。
強調しておきたいのは保存状態だけではありません。なんと80ミリを超える大きさがあります。通常5センチ前後のものが多いのですが、印象としては2倍以上あります。世界的な標本と評するのに十分な大きさも備えています。
側面から撮影。軸から後方に伸びる棘は折れにくいように工夫がされています。
このレベルのオレノイデスは現在、新たに市場に登場することはほぼありません。オールドコレクションでしか入手できない標本と言って良いでしょう。
シンメトリー(左右対称性)にもご注目ください。長い頬棘のバランスも最高です。
大きく外に張り出した棘の数々。
側面から撮影。
非常に立派なオレノイデスです。
100円玉との比較。市場に流通しておらず、存在する玉のほとんどはヘビーコレクターのケースに収まっているであろう、極めて希少なオレノイデスの一つです。その中でも、相当上質、少なくとも弊社で取り扱った中ではダントツにハイクラスの超の付く一級品です。
商品スペック
商品ID | tr1092 |
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年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | 超の付く一級品!三葉虫コレクター垂涎の品、今や入手困難の米国ユタ州産オレノイデス・トリスピヌス(Olenoides trispinus) |
産地 | Pierson Cove Formation, Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離8.1cm 母岩含め全体15.6cm×10cm×厚2.1cm |
商品解説 | 超の付く一級品!三葉虫コレクター垂涎の品、今や入手困難の米国ユタ州産オレノイデス・トリスピヌス(Olenoides trispinus) |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。