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ひっさびさに登場!新たに市場に出回らない希少な三葉虫、セラウルス(Ceraurus)!オールドコレクションです!/【tr1065】
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こちらは非常に希少な三葉虫、カナダ・オンタリオ州産のセラウルスです。数年前に北米の三葉虫を集中的に発表したことがありました。長年ご愛顧いただいているお客様はご存知かと思います。それ以来の登場です。北米のセラウルスほどの希少標本となりますと、常時発表することは正直申し上げて難しいです。こちらの個体は頭鞍部から伸びる左右の頬棘と尾板から伸びる2本の棘がありません。その分、かなりリーズナブルな価格での発表とさせていただきました。
セラウルスは古生代オルドビス紀に繁栄していた古い三葉虫の一つです。非常に細かな体節と良い意味でグロテスクな味わいを持ち、ヘビーコレクターほど興味を持つ標本と言えるでしょう。世界中の三葉虫を収集し、最終的に北米産の標本のコレクションに集中される方は結構な割合でいらっしゃいます。
他の地域では見られないユニークな味わいに惹かれるのではないでしょうか。比較的古い時代の三葉虫ゆえ、デボン紀のスピニータイプの属ほど立体的ではありませんし、カンブリア紀の三葉虫ほど原始的ではありません。その中間と申しますか、どちらかというと平板でありつつ、かつ非常に複雑な構造をしている点が魅力なのかもしれません。
カナダ・オンタリオ産のセラウルスはもう新たに市場に出回ることはありません(少なくともいまのところ)。すでに採石場の活動が停止しているのです。それゆえ、今手に入る標本はオールドコレクションのみ。コレクターが希少なコレクションを放出しない限り、市場には出てこないのです。ゆえに、セラウルスはめったに入手できないレア三葉虫なのです。こちらの個体ももちろんオールドコレクションです。
側面から撮影。もともとしっかりとした硬めの石ですので、強度は申し分ありません。ましてこれほどの厚みがありますので。
こちらは裏面です。やや凸凹していますが、平置き時に十分安定します。ご安心ください。
商品スペック
商品ID | tr1065 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | ひっさびさに登場!新たに市場に出回らない希少な三葉虫、セラウルス(Ceraurus)!オールドコレクションです! |
産地 | Bobcaygeon Formation, Ontario, Canada |
サイズ | 本体直線距離2.7cm 母岩含め全体9.5cm×7.6cm×厚3.3cm |
商品解説 | ひっさびさに登場!新たに市場に出回らない希少な三葉虫、セラウルス(Ceraurus)!オールドコレクションです! |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。