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断言します、これぞ最高品質!モロッコ産の巨大な三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の最上個体/【tr1055】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ドロトプス・メガロマニクスの超の付く、上質標本です。米国の有名クリーニング会社の作品です。これほど丁寧に仕上げられたメガロマニクスにはなかなかお目にかかれません。こちらは1998年の9月に採集されたオールドコレクションですが、長年大切に保存されてきたため、”完璧”と申し上げて良い状態です。
前方から撮影。ドロトプス・メガロマニクスはファコプス目のなかでも非常に大きな体躯をしています。ファコプス目の三葉虫らしく、複眼が発達しています。こちらの標本はレンズ一つ一つが掘り出されていますので、ぜひルーペを用いて御覧ください。
当時としては最高の技術を用いてクリーニングされた逸品でしょう。
大きな頭部と複眼。
すごい迫力!
左の複眼をアップで撮影。
右側面からもご覧いただきましょう。
右側の複眼のレンズを撮影。
こちらは右側面です。
より側面から左の複眼を撮影。惚れ惚れする状態。
本体カーブ計測144ミリ。ドロトプス・メガロマニクスらしい巨体であります。
100円玉との比較。最上のドロトプス・メガロマニクスをお探しの方に!
商品スペック
商品ID | tr1055 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | 断言します、これぞ最高品質!モロッコ産の巨大な三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の最上個体 |
産地 | Atlas Mountains, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測14.4cm 母岩含め全体17.5cm×11.9cm×高5.9cm |
商品解説 | 断言します、これぞ最高品質!モロッコ産の巨大な三葉虫、ドロトプス・メガロマニクス(Drotops megalomanicus)の最上個体 |
この商品を購入されたお客様のお声
三葉虫は、ロシア産の上質なアサフスを見るたびに「これを今こそ、お譲りしていただくべきでは!?」と何度も考えていました。そこに現れた今回のありえないほどに上質な標本。三葉虫は大型になるほど古い世代となり状態が良くない傾向があるなか、ここまで高品質で、しかも緻密なクリーニングを施された標本は、まさに私が期待していた以上の品質であり、価格は二の次で購入の申し込みを行っていました。そして今、博物館クラスの標本が間違いなく手の中にあることにあらためて感激しています。この今もルーペで複眼を観察したり、節の間を眺めたりしており、コロナ禍で自由に外出ができない時間において、貴重な・贅沢な時間となっています。こうして感染リスクもなく自宅で博物館のように標本を眺めて楽しめる。この時代において、これほどの贅沢があるでしょうか。とても幸せに思います。標本の観察中に我が家のネコが近づいてきましたが、間近で標本を見るなり、びっくりして逃げていってしまいました。今も遠くから、おっかなびっくりで標本を観察しています。これだけ巨大でリアルであれば、猫の気持ちも分かる気がします。一番驚いているのは、この私自身であるのですが。このたびも超がつくほどに高品質かつ素敵な標本をお譲りいただきまして、本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
福岡県/男性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。