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ドイツの有名プリパレーター、ホ－スト氏の作品！保存状態抜群。希少なカンブリア三葉虫、米国ユタ州産オレノイデス・ネヴァデンシス（Olenoides nevadensis）/【tr1053】
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ドイツの有名プリパレーター、ホ－スト氏の作品！保存状態抜群。希少なカンブリア三葉虫、米国ユタ州産オレノイデス・ネヴァデンシス（Olenoides nevadensis）/古生代カンブリア紀（5億4200万 -- 5億500万年前）【tr1053】
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こちらは米国のレア三葉虫、オレノイデス・ネヴァデンシス（Plenoides nevadensis）です。ユタ州ミラード・ドラムマウンテンのピアソンコーブ層にて採集された完品です。ドイツの有名プリパレーター・ホースト氏による作品です。
オレノイデスはカンブリア紀中期に生息していた非常に古い三葉虫です。傷んだ個体が多い中、こちらの標本はご覧のように非常に丁寧にクリーニングが施された上質品です。
尾部のセクション。
本体直線計測８３ミリ。オレノイデスとしてはかなりの大物。
母岩とのバランスも申し分なし。
大きな頬棘、小さな尾板、平板状の体躯などいかにも古型の三葉虫の特徴が備わっています。
裏面には固定用の工夫がなされています。平置き時に安定します。
側面から見るとこのような感じ。
オレノイデスは種に関係なく、非常にレアで、あまり手に入りません。カンブリア爆発によって生まれた古い三葉虫であること、レアゆえコレクターに長く保有される傾向にあること、そもそも数が非常に少ないことなど、レアを地でいく標本です。カナダのバージェス頁岩から採集されるもの、そして、米国ユタ州のミラード産の２種類があります。
どちらかというとネヴァデンシスのほうが尾部から後方に伸びるフリルが長めの傾向があります。
１００円玉との比較。サイズも申し分ありません。カンブリア紀の三葉虫、オレノイデスとしては相当状態が良い標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1053 |
|---|---|
| 年代 | 古生代カンブリア紀（5億4200万 -- 5億500万年前） |
| 学名 | ドイツの有名プリパレーター、ホ－スト氏の作品！保存状態抜群。希少なカンブリア三葉虫、米国ユタ州産オレノイデス・ネヴァデンシス（Olenoides nevadensis） |
| 産地 | Pierson Cove Formation, Drum Mountains, Utah, Millard County, U.S.A. |
| サイズ | 本体直線距離8.3cm 母岩含め全体10.3cm×8.2cm×最厚部1cm |
| 商品解説 | ドイツの有名プリパレーター、ホ－スト氏の作品！保存状態抜群。希少なカンブリア三葉虫、米国ユタ州産オレノイデス・ネヴァデンシス（Olenoides nevadensis） |
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
