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イングランド・シュロップシャー産オルドビス紀前期の地層より採集された三葉虫、エクティラエヌス・ペロヴェイリス（Ectillaenus perovalis）/【tr1051】
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イングランド・シュロップシャー産オルドビス紀前期の地層より採集された三葉虫、エクティラエヌス・ペロヴェイリス（Ectillaenus perovalis）/古生代オルドビス紀（5億500万 -- 4億4600万年前）【tr1051】
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こちらは三葉虫のヘビーコレクター向けの三葉虫、エクティラエヌス・ペロヴェイリス（Ectillaenus perovalis）です。
クリーニングの状態から見ても、練度の高いプリパレーターの丁寧な仕事であることがお分かりでしょう。
エクティラエヌス・ペロヴェイリスは主にヨーロッパの古生代オルドビス紀の地層から採集される三葉虫です。
褐色と茶色が入り交じるのは、意図して着色されたものではなく、イングランド産ではよく見られる特徴です。紫外線テストでも、総じてナチュラルであることが確かめられています。ご覧のように状態は良好で、一般に見られるエクティラエヌスよりもはるかに上等です。
本体カーブ計測で４８ミリ。
イングランド西部のシュロップシャーに位置するオルドビス紀前期の地層より採集されました。
底部は平らにカットされています。
初期の三葉虫ゆえに基本は平板状ですが、側面から見ると立体的です。
母岩含め最大部７４ミリ。
１００円玉との比較。ファーストチョイスには適しませんが、さまざまな三葉虫を収集しているヘビーコレクターにぜひご覧いただきたい標本です。エクティラエヌス・ペロヴェイリスの上質標本です。
商品スペック
| 商品ID | tr1051 |
|---|---|
| 年代 | 古生代オルドビス紀（5億500万 -- 4億4600万年前） |
| 学名 | イングランド・シュロップシャー産オルドビス紀前期の地層より採集された三葉虫、エクティラエヌス・ペロヴェイリス（Ectillaenus perovalis） |
| 産地 | Shoropshire, England |
| サイズ | 本体カーブ計測4.8cm 母岩含め全体7.4cm×6.5cm×厚1.6cm |
| 商品解説 | イングランド・シュロップシャー産オルドビス紀前期の地層より採集された三葉虫、エクティラエヌス・ペロヴェイリス（Ectillaenus perovalis） |
この商品を購入されたお客様のお声
今回は希少種の三葉虫を購入しました。購入するべきか悩みましたが、このような良質標本に今後巡り合うことはないと思い注文しました。すぐに荷物も到着し、色々な角度から眺めたり、接写で写真を撮影したりして楽しんでいます。珍しい三葉虫などの良質標本は、なかなか出回らないと思いますので、今後も色々な化石を紹介して頂けるとありがたいです。
滋賀県／男性
三葉虫とは？
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと？
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの？
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite（トリロバイト）は、『tri(三つの)+lob(葉，房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る？
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種！
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね！
三葉虫は示準化石（しじゅんかせき）
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀～ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね！
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種（0.5～70cm）があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。
