一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石 三葉虫 販売

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一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石/【tr1047】

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石/古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)【tr1047】

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一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その1)

こちらは5億年以上前に繁栄していた、極めて古い三葉虫、ペロノプシスです。ペロノプシスは1センチ前後くらいの非常に小さな三葉虫です。

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その2)

三葉虫のシンボルとも言える「眼」を持たない特殊な生物で、体節もほとんど持ちません。研究者の間では、三葉虫に加えていいものか、という議論があるほどです。

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その3)

ペロノプシスはカンブリア紀中期の地層からしか発見されません。それ以降は一切登場しない、不思議な生物です。地層の時代の特定に役立つ、いわゆる「示準化石」として有名です。

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その4)

西洋圏では、ブローチ、カスタネット、ブーツなどに例えられています。みなさんの目には一体何に見えますか?

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その5)

こちらは裏面です。米国ユタ州ウィーラー層のきめ細かい頁岩です。5億年前の石というだけで価値があります。

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その6)

母岩含め75ミリ。本来はわずか5ミリしかありません。

一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石(その7)

100円玉との比較。眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシスの化石です。

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商品スペック

商品ID tr1047
年代 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前)
学名 一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石
産地 Wheeler Formation, Millard County, Utah, U.S.A.
サイズ 本体0.5cm 母岩含め全体7.5cm×3cm×厚0.9cm
商品解説 一風変わった生物!眼を持たない極小三葉虫、ペロノプシス(Peronopsis interstrictus)の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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