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カーブ計測で127ミリ!オルドビス紀の芋虫型の三葉虫、特大!ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の化石/【tr1044】
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こちらはモロッコ産の三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイです。頭部周辺が部分的に欠損はしているものの、全長127ミリという巨大な個体です。大型の標本が多い同種のなかでも特大と言って良いサイズ。
こちら頭部の一部が保存されています。
体節部がそのほとんどが保存されていて、山脈のような凹凸が続きます。
ディアカリメネ・ウーズレグイはオルドビス紀の三葉虫です。小さい尾部は初期の三葉虫の名残と言えるでしょう。
手のひらと比べるとわかる、その大きさ。
横から見るとこのような感じ。
こちらは裏面です。母岩の一部が残存しています。
最大部127ミリという巨大な個体です。
100円玉との比較。オルドビス紀の芋虫型の三葉虫、ディアカリメネ・ウーズレグイの特大の個体です。
商品スペック
商品ID | tr1044 |
---|---|
年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | カーブ計測で127ミリ!オルドビス紀の芋虫型の三葉虫、特大!ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測12.7cm |
商品解説 | カーブ計測で127ミリ!オルドビス紀の芋虫型の三葉虫、特大!ディアカリメネ・ウーズレグイ(Diacalymene ouzregui)の化石 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。