- 化石 販売【HOME】
- すべての化石・販売品
- 三葉虫 販売
- ペロノプシス 販売
- よく見ると複数個あり!ユニークな特徴を多数併せ持つ、一風変わった三葉虫、ペロノプシスの上質化石(Peronopsis interstrictus) 三葉虫 販売
よく見ると複数個あり!ユニークな特徴を多数併せ持つ、一風変わった三葉虫、ペロノプシスの上質化石(Peronopsis interstrictus)/【tr1002】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはカンブリア紀に現れた、非常に古い三葉虫、ペロノプシスです。一般に知られている三葉虫とはかけ離れた姿をしています。ペロノプシスは三葉虫の特徴的な部位である眼を持っていません。また、ほとんどが1センチに満たないほど、小さいのも特徴の一つです。
こちらは米国ユタ州のウィーラー層から採集されました。キメの細かい頁岩に完全体が一つと部分化石がいくつか居ます。また、本体が抜けた痕が複数確認されます。
本体をアップで撮影しました。ペロノプシスには三葉虫の特徴的な部位の一つであります体節がほとんどありません。2,3ほど見えますが、境界は曖昧で柔軟性もなさそうに見えます。
左側に部分化石と抜け痕が複数見られます。
こちらは裏側です。キメの細かい頁岩。頁岩は石灰岩と並んで化石が見つかりやすい石の一つです。
抜け痕と部分化石をアップで撮影しました。ペロノプシスはカンブリア紀の一時期、世界中の海で棲息していた事がわかっています。今回の標本は北米産ですが、アジア、ヨーロッパなど世界全域の地層より採集されています。ゆえに、カンブリア紀中期の「示準化石」として知られています。
完全体の保存状態は大変上等で、全形を覆うフリルもよく保存されています。眼を持たないことがよく分かりますね。
堆積岩の多くは層をなしていますが、こちらの頁岩も細かな層が確認できます。堆積岩は文字通り、水の流れや風化作用などによって運ばれてくる土や砂が徐々に積み重なることで形成されます。
およそ7センチほどの母岩。
100円玉との比較。付属のスタンドで立てて飾ることもできます。ユニークな特徴を多数併せ持つ、一風変わった三葉虫、ペロノプシスです。
商品スペック
商品ID | tr1002 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | よく見ると複数個あり!ユニークな特徴を多数併せ持つ、一風変わった三葉虫、ペロノプシスの上質化石(Peronopsis interstrictus) |
産地 | Wheeler Formation, Millard County, Utah, U.S.A. |
サイズ | 本体0.7cm 母岩含め全体7cm×4.6cm×厚0.4cm |
商品解説 | よく見ると複数個あり!ユニークな特徴を多数併せ持つ、一風変わった三葉虫、ペロノプシスの上質化石(Peronopsis interstrictus) |
この商品を購入されたお客様のお声
大きい化石も良いですが、小さいものも欲しいと思い、購入しました。ホームページの写真通り細部までクリーニングされており、さらに、印象化石も同居していて期待通りのものでした。今回はお正月企画で、大きなアンモナイトをおまけにいただきましたが、もう一ついただいたおまけの小さなアンモナイトもメノウ化していて気に入っています。光に透かすととても綺麗ですね。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
新潟県/女性
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。