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保存状態良好!ナチュラルであることが確認済みの希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石/【sh336】
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こちらは、米国ノースカロライナ州で採集されたメガロドンの歯化石です。風光明媚で知られる港町ウィルミントン近くで採集された、修復のないナチュラルな標本です。「ナチュラル」とは、レジンなどで欠損部分を充填していないことを意味します。化石はその特性上、通常どこかに欠損があったり、圧縮を受けていたりしますが、まれにこのように補修の必要がない標本も存在します。もちろん、その分、コレクション価値がより高いです。

裏面です。メガロドンの歯化石は表と裏の区別が付きます。表側は少し膨らんでおり、裏側はほぼフラットです。

メガロドンは、約2300万年前から約360万年前にかけて繁栄した絶滅した軟骨魚類です。このような歯の化石が世界中で発見されていることから、当時、広い海域で繁栄していたことがわかります。また、メガロドンは食物連鎖の最上位に君臨し、古代のクジラなどを捕食していたと考えられています。

この歯をご覧いただくとわかるように、メガロドンは強力な咬合力を持っていました。一説によれば、全時代の生物の中で、トップレベルの咬合力を誇っていたとも言われています。確かに、このような大きな歯が両顎に多数備わっていたことを考えると、いかに恐ろしい生物だったのかが容易に想像できますね。

その昔、まだ化石の研究が進んでいなかった頃、この歯を見た日本人は「天狗の爪」だと本気で思ったそうです。また、西洋でも「ドラゴンの舌」だと信じられていたのだとか…。たしかに、今では科学が発展しているため、これがメガロドンの歯化石だとわかりますが、そうではない時代には、何か得体のしれない恐ろしい生物の一部だと信じられても全く不思議ではありませんよね。

実は、メガロドンの体の中で化石として残るのは歯だけなのです。メガロドンは軟骨魚類であり、その骨は化石として残りにくく、簡単に分解されてしまいます。では、どうしてメガロドンの復元図が作られているのでしょうか? そして、なぜ体長が10メートルや20メートルだと言われているのでしょうか。それは、現存するホホジロザメの体長と歯の大きさの比率を元に、歯化石から体長が推定されているからです。つまり、メガロドンの体長はあくまで推定であり、正確な大きさは分かっていません。だからこそ、10メートルや20メートルといった新たな研究結果が次々と発表され続けているのです。

こちらの標本は、メガロドンの歯化石としては平均的なサイズです。

ナチュラルな標本ならではの、表面に刻まれた細かな模様や凹凸をぜひお楽しみください。

長い方の辺にそって9センチほどあります。

100円玉との比較。ナチュラルであることが確認済みの希少なメガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh336 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 保存状態良好!ナチュラルであることが確認済みの希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
産地 | North Carolina,U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って9cm 厚1.7cm |
商品解説 | 保存状態良好!ナチュラルであることが確認済みの希少なメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org