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ナチュラル!芸術品のように美しい歯形、非常に美しいエナメル質を持つ、コレクショングレードの「ナチュラル」なメガロドン(Megalodon)の歯化石/【sh321】
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こちらは、米国東部ノースカロライナ州ウィルミントン海岸で採集された、こだわりの逸品です。そのこだわりとは、保存状態にあります。ハンターの方針で、ナチュラルな状態(採集されたままの状態)で維持されています。通常、細かな部分を補修して完成度を高めることが多いですが、ナチュラルでありながら全形が保存され、しかもご覧の通り、細部までしっかり残っている場合、そのままの状態を保つことでコレクションとしての価値が上がることがあります。こちらの個体はまさにその好例です。
裏面もご覧の通り、見事に保存されたエナメル質には特有のシワが見られます。これはエナメル質が堆積時に徐々に脱水する際にできたものと考えられ、ナチュラルな歯化石ならではの鑑賞ポイントと言えるでしょう。また、写真右下の白い部分は、ウィルミントン産でよく見られるフジツボのような海洋性の貝が付着していた痕跡です。通常、採集後は酢酸などで軽く洗い流すことが多いですが、その際、こういった付着物も一緒に落とされてしまいます。それ以上手を加えないところが、ハンターのこだわりと言えるでしょう。
メガロドンの歯化石は世界中で発見されていますが、発見場所はさまざまです。陸の露頭で見つかることもあれば、本標本のように海洋で発見されることもあります。海洋の場合、ダイビングしながらの探索となるため、化石の知識だけでなく、潜水の技術も求められます。海洋生物であるメガロドンが陸の露頭で見つかると、不思議に思う方もいるかもしれませんが、これは特別なことではありません。メガロドンの遺骸は、海洋深くの嫌気性環境で埋没し、その後、地殻変動などにより、埋まっていた地域が陸に押し上げられることはよくあります。しかし、メガロドンは比較的新しい時代に生息した生物であるため、地殻変動の影響が限られ、海洋で発見されることが多い化石となっています。特に、地層が若いほどその傾向が強いです。
刃先まで完全に保存されています。非常に美しいです。
とくに歯冠(薄い色の部分)の幅が広く、大変美しい色合いをしています。
このシワは必見です!
史上最大級の肉食ザメとされるメガロドンは、数百年前に絶滅したとされています。その体躯は現代の大型肉食ザメ、ホホジロザメでさえ比較できないほどの大きさを誇ります。軟骨魚類であるため、骨格の化石は残されていませんが、歯の大きさから推定される体長は最低でも10メートル、さらに一説には15メートルを超えたとも言われています。にわかには信じがたいほどの巨体ですね。
側面から撮影しました。先端部にかけてやや反り返っていますが、これは圧縮や剪断の影響ではなく、もともとこのような形状をしていたと考えられます。メガロドンの歯化石では、よくこのような反りが見られます。おそらく生える場所によっても形状に違いがあると思われます。獲物を引っかけて抜けにくくする、いわば“返し”の効果があったのではないでしょうか。
どちらから見ても美しいです。
根本から撮影。歯根はやや扁平です。といっても最厚部15ミリほどもあります。
長辺計測で103ミリと非常に立派な標本です。左右対称の「三角おにぎり」のような美しいブレードが特徴的です。
100円玉との比較。非常に美しい歯冠とエナメル質を持つ、コレクショングレードの「ナチュラル」なメガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh321 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | ナチュラル!芸術品のように美しい歯形、非常に美しいエナメル質を持つ、コレクショングレードの「ナチュラル」なメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
産地 | North Carolina,U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って10.3cm 厚1.5cm |
商品解説 | ナチュラル!芸術品のように美しい歯形、非常に美しいエナメル質を持つ、コレクショングレードの「ナチュラル」なメガロドン(Megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org