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母岩付き!新生代の一時期、食物連鎖の頂点に君臨していた、巨大な肉食ザメ、オトドゥス(Otodus)の歯化石/【sh317】
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こちらは新生代暁新世から鮮新世にかけて生息していた、絶滅ザメ、オトドゥスの歯化石です。オトドゥスという名前は古代ギリシャ語で「耳」を意味します。耳のような形をした歯という意味になります。耳に見えますか?
オトドゥスは非常に大型の肉食ザメだったと考えられています。最も大きな歯化石は高さが10センチを超え、そこから体長を、現世のホホジロザメなどから推定すると体長は10メートルを超えたという説があります。現世のホホジロザメの2倍はあろうかという極めて巨大な体躯を持っていたことになります。
母岩と一体型の標本です。
歯冠を包むエナメル質の保存状態は非常に良好です。オトドゥスは当時の頂点捕食者であり、魚類、ウミガメ、古代クジラなど、あらゆるものを捕食したと考えられています。また、オトドゥスは新生代の後期になって登場する史上最大級の肉食ザメであるメガロドンの祖先だとする説があります。
母岩には小さな骨片(化石)が多数見られます。顎骨の一部である可能性があります。
母岩は台座の役割も果たしています。
母岩左右10センチ程度。本体は長辺計測で58ミリほどあります。
100円玉との比較。新生代の一時期、食物連鎖の頂点に君臨していた、巨大な肉食ザメ、オトドゥスの母岩付きの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh317 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 母岩付き!新生代の一時期、食物連鎖の頂点に君臨していた、巨大な肉食ザメ、オトドゥス(Otodus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体(長い辺に沿って)5.8cm 母岩含め全体10cm×5.8cm×4.8cm |
商品解説 | 母岩付き!新生代の一時期、食物連鎖の頂点に君臨していた、巨大な肉食ザメ、オトドゥス(Otodus)の歯化石 |
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。