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オールナチュラル!新生代の一時期、海の食物連鎖の頂点に君臨していた絶滅肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石/【sh269】
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こちらは米国産のメガロドンの歯化石です。メガロドンとは新生代の一時期、世界中の海に棲息していた史上最大級の肉食ザメです。200万年前まで棲息していたという説があり、一部の類人猿は棲息年代が被っていました。メガロドンは当時の海で圧倒的な地位を誇る頂点捕食者でした。体長10メートルを超える体躯と最大級の咬合力を有する顎を持っていました。ケトテリウムなどの古代のヒゲクジラを捕食していたと考えられています。メガロドンやケトテリウムについてはコラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」を御覧ください。
こちらは裏面です。獲物の肉を切り裂くために進化した鋭いセレーション(ギザギザの部分)にご注目ください。
メガロドンの歯化石は歴代の陸上捕食者のそれよりも大きく分厚くできています。この歯と強靭な顎力が生み出す咬合力(噛む力)は全時代のあらゆる生物を通じて最強だったという説があるほどです。
その咬合力を支える分厚い歯根。歯根とは歯茎の下に埋まっていた部分のことです。
修復のないナチュラルな歯化石です。
根本から撮影。メガロドンの歯根は根本から見ると「へ」の字型をしています。
長い方の辺にそって74ミリ。
100円玉との比較。新生代の一時期、海の食物連鎖の頂点に君臨していた絶滅肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh269 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | オールナチュラル!新生代の一時期、海の食物連鎖の頂点に君臨していた絶滅肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って7.4cm 厚1.3cm |
商品解説 | オールナチュラル!新生代の一時期、海の食物連鎖の頂点に君臨していた絶滅肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)