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エナメル質の美しさにご注目!史上最大最強の肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石/【sh267】
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こちらは史上最大最強の肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。メガロドンは新生代の一時期、全世界の海洋に棲息し、食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。現世のホホジロザメの遠縁の祖先と考えられていますが体躯はその数倍もあったと見積もられています。映画JAWSに登場した、あの空想の巨大ザメ「ジョーズ」よりも、実際に大きかったと考えられています。想像を絶するモンスターでした。

その巨大ザメ、メガロドンの歯化石がこちらです。長い方の辺にそって113ミリ。現世の最強のサメ、ホホジロザメの歯とは比較にならない大きさです。

非常に美しい歯化石で、ナチュラルなエナメル質には自然な模様が残されています。

メガロドンの歯化石といえば、この巨大な歯根。歯根とは歯茎の中に埋まっていた部分のことで、シンプルに「ルート」とも呼ばれます。強大な咬合力を支える、実に立派な歯根です。

側面から撮影。表面には美しいエナメル質が保存されていて、光沢が備わっています。

保存状態は大変良好。どこから見ても美しい標本です。

歯根から撮影。

メガロドンは、地球の寒冷化が進んだ新生代後期に入り絶滅しました。主な餌であった古代のハクジラ(ケトテリム)などが減り、大量のカロリーを必要としていたメガロドンは徐々に姿を減らし、最終的に絶滅に至ったとされています。その他、現世の食物連鎖の頂点に君臨している、ホホジロザメやオルカ(シャチ)との獲物獲得競争に負けた結果という説もあります。海の生物の歴史についてはコラム「およそ5億年にわたる海の生物の歴史をCGで振り返る」を御覧ください。

味わい深いエナメル質。

長い方の辺にそって113ミリ。

100円玉との比較。付属のスタンドを使うとご覧のように立てて展示することが可能です。
商品スペック
商品ID | sh267 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | エナメル質の美しさにご注目!史上最大最強の肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って11.3cm 厚2cm |
商品解説 | エナメル質の美しさにご注目!史上最大最強の肉食ザメ、メガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
初めてのサイトからの購入で少し不安でしたが、ラッピングもお願いしたのに発送が非常に早く、心配になる前に到着しました。今回メガロドンの歯化石を購入しましたが、写真で見た通りエナメル質の艶が見事で迫力もあり、化石と言うより歯そのものだと感じました。
滋賀県/男性
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org