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副歯も保存、パーフェクトな保存状態を有する、絶滅古代ザメ、オトドゥス(Otodus obliquus)の歯化石/【sh196】
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こちらは新生代古代三紀に棲息していたネズミ目に属するサメ、オトドゥスの歯化石です。あのメガロドンの祖先としても知られる絶滅古代鮫です。
ところで、オトドゥスという名前。変わっていますよね。いったい、どんな由来があると思いますか。ギリシャ語で耳の形をした歯という意味だそうで・・・。
歯根(写真右の白い部分)が耳に見えなくなもない。いや、見えてきたぞ。
オトドゥスは軟骨魚類ですから、体部の骨は化石として残りません。硬いエナメル質と歯根を持つ歯のみが化石になります。これはオトドゥスに限らず、サメ全般の共通点です。
したがって、体長は歯化石のサイズから推定されます。それによれば、最低でも9メートル、最大で12メートルに達したと言いますから、現世のホホジロザメも真っ青の巨大なサメだったようです。
100円玉との比較。左右に小さく伸びた副歯も完全に保存された上質の歯化石です。
こちらは膨らんだ側。パーフェクトと言って良いでしょう。
商品スペック
商品ID | sh196 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 副歯も保存、パーフェクトな保存状態を有する、絶滅古代ザメ、オトドゥス(Otodus obliquus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 長い辺に沿って4.6cm 厚1.3cm |
商品解説 | 副歯も保存、パーフェクトな保存状態を有する、絶滅古代ザメ、オトドゥス(Otodus obliquus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
ちょうどいい大きさのメノウスライスと、ちょっと小さいけどオトダスの歯化石。机の傍で存在感を放ってます。これからもハイクオリティながらもお手頃価格なものも扱ってください。ありがとうございました!
神奈川県/男性
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。