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これ以上望めない完璧な保存状態を有する、パーフェクトなメガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石/【sh175】
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こちらは史上最大級の肉食ザメ、メガロドンの歯化石です。メガロドンはおよそ2000万年前から200万年前まで世界中の海に棲息していたサメの仲間です。現世のホオジロザメと遠縁であるとされています。
こちらの歯化石は長い方の辺にそって11センチ、エナメル質がよく保存された上質の歯化石です。コレクティブアイテムです。
メガロドンの歯化石は横から見ると、中央が大きく膨らんでいます。
先程、メガロドンは現世のサメ、ホオジロザメと遠縁です。和名でムカシオオホホジロザメと記すのはそのためです。学名はカルカロドン・メガロドン(Carcharodon megalodon)と言います。一方で、ホホジロザメの学名はカルカロドン・カルカリアス(Carcharodon carcharias)です。つまり、属レベルでは同等です。相当近い存在だとして分類されていることが分かります。
この恐ろしい歯化石を有しているメガロドンは、最大で少なくとも10メートル以上、一説には20メートル近くに成長したと考えられています。最も大きな見積もりでは、現世のホオジロザメの3倍以上の体長があったことになります。現世のジンベイザメと同等の体躯を持つ巨大ザメが積極的にハンティングをしていたというのだから、驚くほかありません。
この太い歯根が生み出す咬合力は、時代を問わず、全生物のなかで最大とする説があります。史上最大の咬合力、つまり噛む力を持っていたというのです。
歯の稜線にはセレーションがあり、先端はナイフの歯先のようになっています。まさに獲物の肉を切るために発達した歯であることが分かります。
ナイフのような鋭いセレーション。
黒光りする、完璧と言って良いエナメル質。
100円玉との比較。クオリティという点ではこれ以上望めない完璧な歯化石です。これぞコレクティブアイテムです。
商品スペック
商品ID | sh175 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | これ以上望めない完璧な保存状態を有する、パーフェクトなメガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って11cm 厚2.2cm |
商品解説 | これ以上望めない完璧な保存状態を有する、パーフェクトなメガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)