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新生代中期に棲息していた巨大な肉食ザメ、オトダス(Otodus)の上質の歯化石/【sh160】
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こちらは新生代中期に棲息していた絶滅古代鮫、オトダスの歯化石です。長い方の辺に沿って8センチほどあります。オトダスとしては大柄な標本です。
オトダスは軟骨魚類のため、完全な全身骨格は発見されていません。こうした歯化石と背骨の一部から推定したところ、最大9メートルに達する巨大なサメだったと考えられています。同じネズメザメ目に分類される現世のホホジロザメでさえ比較にならないほどの巨体でした。ちなみに映画JAWS(ジョーズ)で架空の人食いザメとして登場したホホジロザメのブルースは体長8メートルとされていますので、ジョーズを一回り大きくしたサメが実在していたことは間違いないでしょう。
立派な歯根。
副歯も保存されています。
100円玉との比較。新生代中期に棲息していた巨大な肉食ザメ、オトダスの上質の歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh160 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 新生代中期に棲息していた巨大な肉食ザメ、オトダス(Otodus)の上質の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 長い辺に沿って8cm |
商品解説 | 新生代中期に棲息していた巨大な肉食ザメ、オトダス(Otodus)の上質の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
10歳になるお友達のお誕生日プレゼントを探していて、こちらのサイトにたどり着きました。10歳の男の子といえば恐竜や化石にも興味を持つ年頃。購入前にお電話で問い合わせをさせていただきましたが、とても丁寧に、初めて化石を持つ子どもにおすすめのものなどをアドバイスしていただきました。今回はオトダス(Otodus)の歯化石を購入させていただきましたが、大きさもしっかりとあって、とてもかっこいい歯の化石を送っていただきました。お友達もとても喜んでくれました。またお願いしたいと思います。ありがとうございました。
神奈川県/女性
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。