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エクストララージ、長い方の辺に沿って145ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石/【sh149】
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こちらは史上最大級の肉食ザメとして知られる、カルカロドン・メガロドン(Carcharodon Megalodon)の歯化石です。

長い方の辺に沿って145ミリもある、非常に大きな歯化石です。巨大な歯化石が多いメガロドンの標本のなかでも特別大きな部類に入ります。

一部修復が施されていると見られますが、総じて良い保存状態です。

メガロドンの歯化石のサイズは他の生物とは比較できません。白亜紀の巨大な獣脚類恐竜とさえ比較にならない大きさと言えるでしょう。事実、史上最大の咬合力(こうごうりょく、噛む力のこと)であったと推定されています。数百万年前に絶滅して、現世には存在しないため、実際に計測することは出来ませんが・・・。

メガロドンの歯の特徴の一つは、この三角形の形です。有史以降の文明人たちもこのメガロドンの歯化石に興味を持っていたようです。当時は巨大なサメの歯化石であるとは思えず、ドラゴンの舌の化石(西洋)とか、天狗の爪(日本)だとか、空想上の怪物の体の一部が世に現れたものと考えていたようです。

メガロドンは現在でも謎多き生物の一つです。というのも、このような歯化石はたびたび採集されるものの、肝心の全身骨格の化石が見つからないからです。無理もありません。メガロドンは現世のサメと同じく軟骨魚類であるため骨格は化石として非常に残りにくいのです。従って、体長や体重も歯のサイズからの推定値となります。推定方法はシンプルで、同属の現世ザメ、ホオジロザメの歯化石と比較するとおよそ3倍であることから、体長も3倍程度の18メートルほどあったのでは、というもの。ただ、現在の研究ではそれは少し大げさで、実際にはもう少し小さかったのではないかと考えられています。

歯根です。一部補修が施されていると思われます。メガロドンの歯化石にはよくその手の補修があります。

よくメガロドンと比較される現生種にホオジロザメがあります。リンネの二名法において、属名「Carcharodon」が共通したものとして分類されています。つまり、両者はかなり似通った、もっと言えば近縁種ではないかという説もあります。彼らがどのくらい「似ていたのか」については諸説あり、まだはっきりと定まった考え方はないようです。大変興味深いですね。

メガロドンはこのような巨大な歯で何を狩っていたのでしょうか。メガロドンが繁栄した時代は温暖で、クジラやイルカのような大型の海洋性の哺乳類が多数棲息していました。メガロドンの巨体を維持するのに十分なエサがありました。

ところが、地球が徐々に寒冷化しエサであったクジラの仲間は他の地域に移動していきました。クジラの仲間に比べて体温調節が苦手だったメガロドンは、餌場を失い食料不足に陥った結果、最終的に絶滅に至ったと考えられています。メガロドンも体温調節ができたという説もあるようですが、海洋性の哺乳類ほど上手に対応できなかったのかもしれません。メガロドンは他のサメとくらべて体温が高かったという説があり、代謝を維持するためには大量に食べる必要があったのかもしれませんね。

Megalodonという種名はMegalo(巨大な)なdon(歯)に由来しています。この巨大な歯化石を持つ生物は260万年前に絶滅したと考えられています。その根拠が、それ以降の地層から化石が見つからないことです。メガロドンの歯化石は世界中の地層から発見されていることからも、一時期全世界の海の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。

大きいのは歯だけではありません。大きく開いた顎の面積は3m四方にもなったと考えられています。

両面ともに同程度に良い状態です。

100円玉との比較。長い方の辺に沿っておよそ145ミリもある、特大サイズのメガロドンの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh149 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | エクストララージ、長い方の辺に沿って145ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って14.5cm、厚3cm |
商品解説 | エクストララージ、長い方の辺に沿って145ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org