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モンスターサイズ!長い方の辺に沿って148ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の特大サイズの歯化石/【sh148】
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史上最大級の肉食ザメとして知られる、カルカロドン・メガロドン(Carcharodon Megalodon)の歯化石をご紹介しましょう。長い方の辺にそって148ミリという特大サイズの歯化石です。
15センチ級ともなると、これが1本の歯なのかと疑いたくなるほどの大きさがあります。
手のひらにに広がる、”超”の付く、特大の歯化石です。
一般にメガロドン(Megalodon)と呼ばれているこの歯化石の主の学名について、少し掘り下げておきます。属名はカルカロドン(Carcharodon)、種名はメガロドン(megalodon)です。一般的に属名で呼ぶことの多い化石生物が多い中、メガロドンは種名で呼ばれます。カルカロドン(Carcharodon)属には現世種がいることをご存知でしょうか?そうです、あのホオジロザメです。ホオジロザメは二名法でカルカロドン・カルカリアス(Carcharodon carcharias)と言います。メガロドンと同属なのです。ホオジロザメがメガロドンと近縁種であるかどうかについては古生物学者のなかでも意見が分れているようです。興味深いところですね。
厚みだけで25ミリほどあります。
メガロドンはムカシホオジロザメと呼ばれることもあります。メガロドンはそれほどホオジロザメに近い存在と考えられているのでしょう。現世の海の食物連鎖の頂点に君臨するホオジロザメを何倍も大きくしたようなサメだと考えられています。軟骨魚類であるサメは歯を除いて化石になることが殆どないため、実際どのくらい大きかったのかは歯のサイズを通して推定するほかありません。それによると、成体になると少なくとも10メートル以上あったと考えられています。20メートルという説もあるようです。ホオジロザメが5メートル弱であることを考えると、想像を絶する巨大生物であったと考えて良いでしょう。参考までにホオジロザメの歯はおよそ7-8センチとのこと。
現世のホオジロザメはイルカやアザラシなどを捕食していました。一方古代のメガロドンはどうでしょうか。同様に、古代のクジラを捕食していたことが化石の研究などから明らかになっています。メガロドンが台頭しはじめた頃、地球は温暖でクジラなどの脊椎動物の生息数も相当数に上っていたと考えられています。そうした豊富な餌の存在が、この巨大な歯を持つメガロドンの繁栄の背景にあったのでしょう。
「強いものが生き残ったのではない、環境に適応したものが生き残ったのだ」という有名な言葉があります。適者生存(survival of the fittest)という言葉を作ったハーバート・スペンサーの影響を強く受けたセンテンスだと思われますが、まさに、メガロドンのことを言っているようです。メガロドンは史上最大の咬合力(こうごうりょく、噛む力)を有していたとされています。最強の存在と言って良いでしょう。ところが今からおよそ200万年前頃までには地球から姿を消したと考えられています。大陸棚の海水温の低下とエサであるクジラの減少により、環境に適応できず絶滅したと考えられています。
体が大きいとそれだと食べなければいけない。巨大生物が持つ避けられない定めと言えるでしょう。
100円玉との比較。
わずかに先端が右によっていますが、左右対称性も非常に高い一品です。モンスターサイズのメガロドンの歯化石をお探しなら、ぜひご検討ください。
商品スペック
商品ID | sh148 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | モンスターサイズ!長い方の辺に沿って148ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の特大サイズの歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って14.8cm、厚2.5cm、322グラム |
商品解説 | モンスターサイズ!長い方の辺に沿って148ミリ!メガロドン(Carcharodon megalodon)の特大サイズの歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)