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米国フロリダ州産中新世の海に生息していたイタチザメ、ヘミプリスティス・セラ(Hemipristis serra)の歯化石/【sh144】
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こちらはおよそ2000万年前から500万年ころまで生息していた古代のイタチザメ、ヘミプリスティス・セラ(Hemipristis serra)の歯化石です。薄青色の美しいエナメル質に加えて、完全なセレーションが備わった一級の化石です。
ジェムのような素晴らしい保存状態。
肉眼で見るとこのような感じ。長い方の辺に沿って3センチほど。
ヘミプリスティスの歯化石は古代のクジラの骨の化石からも見つかっています。おそらくクジラを捕食していたのでしょう。
それにしても美しい歯化石です。
100円玉との比較。中新世の海に生息していたイタチザメの歯化石です。
商品スペック
商品ID | sh144 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 米国フロリダ州産中新世の海に生息していたイタチザメ、ヘミプリスティス・セラ(Hemipristis serra)の歯化石 |
産地 | Florida,U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って3.1cm |
商品解説 | 米国フロリダ州産中新世の海に生息していたイタチザメ、ヘミプリスティス・セラ(Hemipristis serra)の歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)