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絵になる美しさ!良い角度で自立する古代ザメ歯化石、オトダス。/【sh136】
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絶滅古代ザメ、オトダスの良質歯化石をご紹介します。よこに飛び出している副歯も保存されています。
オトダスは新生代に生息していた肉食性のサメです。
あのメガロドンの古い先祖と考えられています。メガロドンほどの巨体ではなかったものの、白亜紀の海棲爬虫類らが絶滅したあとの海中の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられます。
オトダスに限らず古代鮫全般に言えることですが、軟骨魚類のため、歯以外の化石が残りにくく、その全貌は歯から推測されるケースがほとんど。ゆえに歯の形から命名されることが多いのです。
ちなみにオトダスとはギリシャ語で”耳に見える歯”の意だそう。耳に見えますか?角度によっては見えなくもないか・・・。
さて、いくつかの写真をご覧いただきたように保存状態は大変優れています。
エナメル質の大部分がほぼ完全な形で保存されています。
光が当たると、美しい光沢を放ちます。
母岩はリン酸塩を含む岩です(モロッコ産のオトダスはリン酸塩の採掘中に採集されることが多い)。
オトダスの歯化石は完全に母岩を除去してしまうより、こうして産状が分かる個体のほうが味わい深いと感じるのは私だけでしょうか。
100円玉との比較。こうして展示するだけでも絵になる標本です。
商品スペック
商品ID | sh136 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | 絵になる美しさ!良い角度で自立する古代ザメ歯化石、オトダス。 |
産地 | Morocco |
サイズ | 長い辺に沿って5.6cm 母岩含め全体 8cm×6cm×高6.5cm |
商品解説 | 絵になる美しさ!良い角度で自立する古代ザメ歯化石、オトダス。 |
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。