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ロングカーブに沿って16.8cm、最大級のメガロドン(Carcharodon megalodon)の巨大歯化石/【sh133】
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史上最大級のサメとして知られる、メガロドンの歯化石をご紹介します。数ある歯化石のなかでも、最大級の歯化石です。長い辺に沿って16.8センチに達する、超の付く巨大歯化石です。
こちらの歯化石は、全体の2割強に修復が施されています。特に、もっとも浸食されやすい歯根(歯の根本)に修復が施されています。歯根は歯冠よりも侵食されやすい傾向にあります。
手のひらにいっぱいに広がる、”超”巨大な歯化石です。
歯冠のクラックを埋めるために一部補修が施されています。
メガロドンといえば、史上最大のサメとして知られていますが、その巨体ゆえ、気候の大規模変動についてゆけず、数百万年前に絶滅したと言われています。
これほど巨大な歯化石を顎に並べていたメガロドン。最大の個体では、体長15メートル近くに成長したと考えられています。サメは軟骨で骨格が保存されにくいため、正確な体長については、推定の域を出ませんが、少なくとも、現世のホホジロザメ等とは比較にならない、巨体を持っていたのは間違いありません。
クラック(割れ)や欠損部分はすべて補修によって復元されています。100%ナチュラルを好むコレクターの方針とは相容れないタイプの標本ですが、非常に丁寧に補修が施されており、全形を把握することができます。
歯根は浸食が進みやすい部分です。
元の形に復元されています。
メガロドンは古代のクジラを主に捕食していたとカンがられています。数千万年前から500万年前頃まで、地球はとても温暖で、クジラの生息数が増加していました。その後、海水温が低下すると、クジラが寒冷な地域に移動したため、エサを失ったメガロドンは絶滅に至ったと考えられています。
100円玉との比較。全体の20%強が補修によって復元されたメガロドンの歯化石です。長い方の辺に沿って16.8cmという最大級のサイズ。地球史上最強の海の生物の一つとされるメガロドンの凄味を物語る逸品です。
商品スペック
商品ID | sh133 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | ロングカーブに沿って16.8cm、最大級のメガロドン(Carcharodon megalodon)の巨大歯化石 |
産地 | South Carolina, U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って16.8cm 366g |
商品解説 | ロングカーブに沿って16.8cm、最大級のメガロドン(Carcharodon megalodon)の巨大歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)