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いったい何に見える?史上最大の絶滅サメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石/【sh131】
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こちらは、史上最大のサメとして知られるメガロドンの本物の歯化石です。メガロドンの実態については、実はまだ完全に解明されていません。数百万年前には絶滅していたこと、史上最も大きく強大なサメであったこと以外には、未解明の部分が多数残されています。
歯の稜線にはセレーションが残されています。
長い方の辺にそって11.3cmほどの長さがあります。これは現世のホホシロザメの歯でさえ、遠く及ばないサイズです。
メガロドンはホホシロザメのおよそ3倍以上の体長があったと考えられています。体積や体重はその3乗はあるでしょう。3倍ではありません。3乗です。つまり、27倍近くあってもおかしくありません。ホホシロザメが1トン未満とした場合、20トン以上の体重があったと考えられるのです。事実、メガロドンとほぼ同じ大きさであると考えられる現世のジンベイザメは20トン近い体重があります。
ただ、メガロドンが実際にどのくらいの大きさであったかについては、古生物学者の間でもはっきりとした定説はありません。2013年の発表では、最大で59フィート(およそ18メートル弱)であることが示唆されています。それが本当であれば、まさにジンベイサメと同じ大きさの巨大なハンターであった可能性が出てきます。
地球史上、陸棲、水棲と問わず、史上最大のハンターのランキングがあれば、間違いなく最上位にランクインすることでしょう。そんな生物の歯であれば、このくらいの大きさがあっても全く不思議ではありません。
透き通るような質感の歯冠は美しいホワイトベージュを呈します。
マットブラックの歯根とのコントラストが際立ちます。
このメガロドンの歯化石。現世では研究が進み、多くの人がこれをサメの歯だと認識しています。しかし、情報の伝播の遅い古代の人々は必ずしもサメの歯だとは思わなかったようです。月から落下してきた岩、あるいはドラゴンや巨大な蛇の舌の化石だと考えた人もいたようです。1666年に、ニコラス・ステノという科学者が、サメの歯化石であると認識するに至りました。
メガロドンの歯化石は世界中で採集されています。こちらの品は米国南西部のサウスカロライナ州産です。世界中で採集されるという事実が指し示すものは、メガロドンは世界中の海で大繁栄していた、ということでしょう。現世よりも暖かい海には古代のクジラが多数棲息する環境が整っており、メガロドンはそれをエサにしていたと考えられます。
事実、このようなメガロドンの歯化石による噛み跡が、クジラの化石から発見されています。その傷跡から分かったことは現世のホホシロザメよりもはるかに凶暴で攻撃的であった可能性がある、ということです。クジラの胸郭や脊柱にまで達した噛み跡があることから、強大な交合力で胸や背中を噛み、中に隠されていた繊細な内臓器官を締め付けて粉砕したのでしょう。現世のハンターであるホホジロザメは、歯が折れてしまうのを防ぐために獲物をかんだあと一旦、離して出血死を狙う戦略を取ることがあるそうです。
この太い歯根から生み出される交合力は一説によると、10トンを優に超えたと考えられています。これは他の生物と比較しても圧倒的な数値であるとのこと。
本品はとても美しい歯冠をもった上質品です。
このようにセレーションも残されています。
実はメガロドンはおよそ150万年前まで棲息していたと考えられています。なぜ絶滅したのでしょうか?一説によるとより俊敏なシャチやホホシロザメなどの登場により、エサとして頼りにしていたクジラを奪われた結果、徐々に個体数を減らしていったのではないかと考えられています。体が小さい生物は食料も少なくて済むため、環境の変化に強い傾向があります。
ちなみに西洋では、メガロドンの歯化石をドラゴンの舌だと勘違いしたエピソードを紹介しましたが、江戸時代の日本人は天狗の爪だと考えたそうです。
頭をからっぽにしてこの物体を見た時、皆さんには一体何に見えるでしょうか?
100円玉との比較。左右の対称性に優れ、歯冠、歯根ともに上質です。コレクションレベルのメガロドンの歯化石をお探しの方におすすめします。
商品スペック
商品ID | sh131 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | いったい何に見える?史上最大の絶滅サメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って11.3cm |
商品解説 | いったい何に見える?史上最大の絶滅サメ、メガロドン(Carcharodon megalodon)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
息子の受験合格祝いに購入いたしました。欲しがっていたメガロドンの歯でしたが、大変状態が良いと喜んでおりました。また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
千葉県/女性
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)