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古代の海の食物連鎖の頂点にあった巨大鮫、オトダスの歯化石/【sh093】
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サイドの歯がばっちり残った、古代ザメの歯化石が登場です。スレンダーで鋭く、カッコ良いフォルムが特徴、otodusの歯化石です
長いほうにそって3.8cm。
世界中のサメの歯コレクターの憧れの的であるメガロドンの先祖的存在ということで、コアなサメの歯コレクターに高い人気がある、オトドゥス歯。歯の形はメガロドンより鋭角な三角形をしています。
サメの歴史は古く、最も古いものはおよそ4億年前から3億5000万年前にさかのぼるといわれています。地質時代は古生生代デボン紀頃。この時代は「魚の時代」とよばれているのですが、さまざまな硬骨魚類や海の生物が繁栄を遂げた時代です。サメは軟骨魚に分類されているのですが、硬骨魚と同じく、デボン紀に台頭してきたようです。
サメ類はデボン紀というかなり古い時代から地球に存在していて、現代のサメに近い原型とされる種は、多くが中生代の白亜紀にできたと考えられています。サメは、ほとんど姿をかえない生き物として「生きた化石」ともいわれ広く知られています。
なぜサメの化石は歯が多いのか?いや、歯化石ばかりなのか?みなさん、どう思われますか。この答えは、サメの骨格が軟骨で形成されているからなんです。相当、丈夫でかたいサメの軟骨骨格なのですが、されど軟骨。死後、短い期間で分解されていくのです。骨が化石化するのは大変長い時間がかかるので、相当好条件の下でないと分解されやすい軟骨が化石として残る機会が得られないのです。
サメの歯化石を見ながら、コレクターは、美しく保存された歯化石のフォルムや大きさなどから海中に棲むサメの想像を膨らませます。そして学者は、まれにしか発見された数少ない部位の骨格化石と、歯化石から、サメの大きさや習性、属性などを割り出します。サメは、謎に満ちた、魅惑的な生物ですね。
サメがその数を増やしたのは新生代と言われています。多様な環境に対応できたサメは、淡水や深海も生息地の範囲内です。近年話題になっている口がパックリひらく巨大ザメ「メガマウス」は、やや深海に住む原始的な形状のサメといわれています。
海中に棲む生物の化石として、はずせないサメの仲間。サメの歯をコレクションをスタートするのにオトドゥスは最適な種と言えそうです。
商品スペック
商品ID | sh093 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万 -- 260万年前) |
学名 | 古代の海の食物連鎖の頂点にあった巨大鮫、オトダスの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測(長い辺に沿って)3.8cm |
商品解説 | 古代の海の食物連鎖の頂点にあった巨大鮫、オトダスの厚みのある歯化石 |
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。