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メガロドンの遠い祖先!海の支配者化け物ザメ オトダスの歯化石(Otodus obliqqus)/【sh083】
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こちらは、史上最大のサメであるメガロドンの祖先にあたる、オトダス・オブリークスの歯化石です。母岩付きで味わい深い。
オトダス・オブリークスは、メガロドンと比べると、その知名度は雲泥の差です。もちろんメガロドンのほうが圧倒的に有名。それだけに、サメの歯コレクターは、必ず1本は押さえておきたい標本でしょう。
恐竜が絶滅したのは中生代の最若期である白亜紀です。その後、生物の世界は大きく変化し、これら大型サメが海の支配者へとなっていきます。
古第三紀の始新世のはじめに、このオトダスが現れました。メガロドンと比較すると、小さいものの、現生のホオジロザメと比較すると、一回り以上大きい体格をしていました。最大のものでは全長10mはあったのではないかと考えられています。
まさに5000万年前を閉じ込めたカプセルのような標本ですね。
本標本は歯の斜めにそって7cmとオトダスのそれとしては一般的なサイズです。
メガロドンはオトダスの子孫にあたるサメという説明をしましたが、いったいどれくらいの時代の差があるかと申しますと、オトダスは恐竜が絶滅してから約1500万年後に現れ、メガロドンはそのさらに、3000万年後に、現れます。メガロドンは比較的新しい生物です。もちろん類人猿がこの世に現れるよりも、はるか昔ではありますが・・・。
商品スペック
商品ID | sh083 |
---|---|
年代 | 新生代(6600万年前 -- 現在) |
学名 | メガロドンの遠い祖先!海の支配者化け物ザメ オトダスの歯化石(Otodus obliqqus) |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測 長いほうの辺に沿って 7cm / 母岩 幅9cm×奥行9cm×高5cm |
商品解説 | ネズミザメの歯化石(Otodus obliqqus)の歯化石です。 Otodus obliqqusは、あの化物ザメ、メガロドンの祖先にあたるサメです。 恐竜の時代のあと(約5000万年前)の新生代に全世界の海域に生息していました。現在絶滅して存在しません。 Otodus obliqqusは哺乳類が徐々に台頭していた当時の海で、もっとも食物連鎖のトップに君臨していました。 最大で10メートル近くに成長したと考えられ、史上最大のサメであるメガロドンには及ばないものの、現生のホオジロザメを一回り、いや二回り大きくした巨大な体を持っていました。 同じネズメザメの仲間という意味では、現生ノホオジロザメの祖先ともいえます。 |
オトドゥスとは?
古代ザメ オトダス(Otodus)
Otodus obliquusは、絶滅したネズミザメの仲間です。新生代前期から中期にかけて(約6000万年前~約4500万年前)、世界中の海に生息していました。
生理学的な知識
オトダスは、歯化石と背骨が発見されます。他の軟骨魚類と同じように、オトダスは、(骨ではなく)軟骨で構成されています。オトダスの歯は、三角形の歯冠と、なめらかな歯のエッジ、歯根についている鋭い副歯によってできています。まれに、鋭いセレーション(歯のエッジのぎざぎざ)が観察される標本もあります。
オトダスはどれくらい大きかったか?
オトダスの化石は、この生物が、巨大な肉食性のサメであったことを示しています。現在知られている最も大きな歯は、高さ計測で104mmです。背骨は、幅12.7cm。こういったデータから、科学者は、体長9メートルに達したものと考えています。
オトダスは、どこにいたか?
オトダスは幅広い地域の海に生息していたと考えられています。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。
オトダスは、何を食べていたか?
オトダスは、海生の哺乳類、大きな魚はもちろん、他のサメさえもエサにしたと考えられています。当時の食物連載の頂点に君臨していました。
オトダスはメガロドンへと進化した。
オトダスは、最終的に、史上最大の肉食サメと知られるメガロドンの仲間へと進化したと科学者は考えています。証拠として、その中間的な歯が見つかっています。