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教科書に掲載したいようなプレシオサウルスの典型的な歯化石/【ot996】
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素晴らしいクオリティ!首長竜プレシオサウルスの歯化石をご紹介します。
プレシオサウルスの歯化石の特徴は、ミドルセクションからトップチップに向かってクイッと返しが入っている点です。これは同じ首長竜の仲間であるエラスモサウルスの歯化石でも同様のことが言えます。
この返しがあることで、突き刺した魚が逃げにくい構造になっています。上下からこのような歯で刺されてしまっては、白亜紀の硬い鱗を持つ魚でも、そうそう逃げ出すことは難しかったでしょう。
ロングカーブ計測で5.7cm。立派な標本です。
この形は堆積時の圧力で変形したものではありません。本来のフォルムです。
首長竜の上下の歯の重なりには独特の構造があります。詳しくはコラム「これがエラスモサウルスの本物化石の乱喰い歯だ!! 」を御覧ください。プレシオサウルスでも同様のことがいえます。
返しの構造が見事な標本です。エナメル質などの保存状態も申し分ありません。教科書の掲載したいようなプレシオサウルスの典型的な歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot996 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 教科書に掲載したいようなプレシオサウルスの典型的な歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.7cm |
商品解説 | 教科書に掲載したいようなプレシオサウルスの典型的な歯化石 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org