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質感がたまりません!表面のシワ模様が万全の状態で保存された、首長竜プレシオサウルスの歯化石/【ot952】
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表面のシワが完全に保存された、プレシオサウルスの歯化石が登場しました。ロングカーブ計測5.3センチです。
カーブを描く鋭利な突き刺し歯、こちらはジュラ紀モロッコ産のプレシオサウルス歯化石です。
歯根部分が残った歯化石。根元は丸い断面です。
プレシオサウルスは首長竜に分類されます。首長竜の仲間は海で進化を遂げた爬虫類で、三畳紀に現れ、ジュラ紀、白亜紀を通じて繁栄しました。プレシオサウルスは体長が3メートル前後で、ヘビを頭に、亀を胴体にしてくっつけたような形の、首の長い生き物です。人間の首の骨は7個ですが、プレシオサウルスは何と32個もの骨があったようです。
本標本の特徴は歯の表面の状態がすこぶる良い点にあります。シワが鮮明に見られ、質感が良いのです。
アップで見ると、表面の状態良さがよくわかります。
いかにも凶暴そうな突き刺し歯ですね。プレシオサウルスの歯はご覧のように円錐状に生えていて、非常に頑丈でした。互い違いに生えた歯で獲物を押さえ込み、強いアゴで獲物を噛み砕いて食していたと考えられています。
伸びやかなカーブを描きます。
歯の断面は堆積物で埋まっています。
海底にいる生き物や、遠くにいる獲物も、長い首で難なく捕らえて捕まえていたことでしょう。質感が素晴らしい、海の凶暴歯化石のご紹介でした。
商品スペック
商品ID | ot952 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 質感がたまりません!表面のシワ模様が万全の状態で保存された、首長竜プレシオサウルスの歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.3cm |
商品解説 | 質感がたまりません!表面のシワ模様が万全の状態で保存された、首長竜プレシオサウルスの歯化石 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org