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個人コレクションの最高峰の一つ、メソサウルスの良質標本。/【ot840】
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年に数回しか入荷できない、レア中のレア、メソサウルスの標本です。本体直線計測で50cm(アベレージサイズ)。
頭部にご注目ください。ややぼやけていますが、しっかりと保存されています。ペイントが入っていない証拠です(頭部が不自然なほどはっきり残っている場合は、人工的に書き足された場合があります)。
ここに大きな接着痕があります。接着した箇所にはわずかな充填剤で埋められています。メソサウルスではよくある接着方法です。
こちらにもう一箇所、接着痕があります。大きな修復はこのくらいで、非常にナチュラル度が高いのが本品の特徴です。
全景のフォルムも美しく、胴体はもちろんのこと、頭部、四肢、尾部がはっきりと保存されている素晴らしい標本です。
メソサウルスの希少性は、あのティラノサウルス・レックスの歯化石を凌ぎます。これは、産出国のブラジルが数十年前からメソサウルスをはじめ化石の輸出を行っていないことが最大の要因です。こうして日本のマーケットに存在する品は、全て数十年前に輸出されたものに限られるのです。もう増えることのない標本なのです。
背骨、アバラなどもくっきりとクリーニングされています。
ヒレ。一部欠損は見られますが、ここまで残っているものは希少です。あえてペイントなどが施されていない点にもご注目ください。
上顎、下顎の痕跡がはっきりと分かります。ペイントは施されていない点にもご注目ください。
胸部から首にかけて。写真ではわかりづらいのですが、立体的です。
スタンド置きでも安定します。裏面は平らで、平置きが可能です。
接着痕のあと。縦に走る白いラインが充填剤です。これを埋めないと、割れやすくなります。弊社でも、以前メソサウルスの破損標本の接着修復をしたことがありますが、同様の補修を行いました。
こちら後肢です。一部欠損があるものの、そこをあえてペイントしていないのがポイントです。ナチュラルであることを重要視したものと思われます。コレクション指針にもよりますが、個人的には、痕跡をそのまま残した点が大変味わい深いと感じます。
尾部の始まり。かなり立体的です。
尾椎。
メソサウルスとしてはアベレージサイズですが、プライベートコレクションとしては、やはり大きく、大変迫力があります。一部分ではなく、全体を味わえるのも、メソサウルスをコレクションする楽しみの一つではないでしょうか。
個人コレクションのなかでは、最高峰の一つ、メソサウルスの良質標本です。ナチュラル度が高い点にご注目ください。まさに後世に残していただきたい「たからもの」です。
商品スペック
商品ID | ot840 |
---|---|
年代 | 古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前) |
学名 | 個人コレクションの最高峰の一つ、メソサウルスの良質標本。 |
産地 | Ceara, Brazil |
サイズ | 本体直線距離 53cm 母岩含め全体 57.5cm×14.4cm×2.5cm |
商品解説 | 個人コレクションの最高峰の一つ、メソサウルスの良質標本。 |
この商品を購入されたお客様のお声
夢にまで見たメソサウルスの化石が遂に私の自宅に!凄まじいまでの立体感と迫り来る迫力に言葉を失いました。欠損箇所をペイントしていない点も好みに合っており、尻尾の先端まで骨格を存分に堪能できています。ついこの間までは博物館で眺めるものとばかり思っていましたが、自宅でこれほどの物を独り占めできるとは夢のようです。私がメソサウルスに一目惚れした理由は、全身骨格の標本で迫力があること、産出国であるブラジルからの輸出が今は禁止されておりレア度が高く所有欲を刺激されること、そして何よりも大陸移動説を強力に裏付ける証拠とされていることです。様々な面でロマンに満ち溢れています。これだけ立派な化石であれば、ぜひとも我が家の顔である玄関に飾りたいと考えましたが、玄関は温度や湿度の変化が激しく、化石展示には向かないとのこと。そこで考えたのが、ガラスケースで密閉する方法です。しかし、展示ケースは超がつくほど価格が高い!悩んだ結果、今回は熱帯魚の水槽を購入して転用しました。わずか2,500円で済み、埃が積もることもない点が嬉しく、投資対効果としては完璧!とひとり悦に入っています。おかげさまでメソサウルス、すっかり虜になりました。1匹では寂しいでしょうから、いつか隣に仲間を寄り添わせてあげたいと願っています。素晴らしいレア化石をお譲りいただきましてありがとうございました。様々なお願いに応え切る化石セブンさんの力量に脱帽です。
福岡県/男性
メソサウルスとは?
海へと帰っていった最初の爬虫類
メソサウルスは、恐竜が出現する前の古生代ペルム紀(2億8900万 -- 2億5100万年前)に現れました。現在では絶滅しています。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
爬虫類はもともと両生類から進化しましたが、両生類はその名の通り、もともとは水性でした。その後、進化の過程で陸生になりますが、メソサウルスは再び、水性に戻りました。
大陸移動説の証拠でもあるメソサウルス
上図の青色の部分がメソサウルスの化石が発掘される分布図です。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
化石が発見される地層は、もともと湖沼などの淡水地域だったと考えられています。それにも関わらず南アフリカと南米で発見んされます。
これは、この時代にアフリカ大陸と南アメリカ大陸が陸つづきだったこの証拠でもあります。
何を食っていた!?
メソサウルスの歯は貧弱であるため、完全な肉食とは考えにくく、水中のプランクトンを主食にしていたのではないか、と推測されています。
メソサウルスは長いアゴと比較的小さな骨格(50cm前後)をしています。鼻は頭部骨格の頂点に位置し、水の中から頭だけ出して息をしていたことが分かります。
画像「メソサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org