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躍動する地球の証拠品!ユニークなトラ柄鉱物、セプタリアン(Septarian)/【ot803】
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何かが産まれそう・・・?これは恐竜の卵!?いえいえ、恐竜の卵ではありません。一体この物体は何でしょう?
答えは、鉱物セプタリアンです!さて、セプタリアンというあまり聞き慣れない鉱物、一体何者でしょうか。どうしてこのような不思議な鉱物が形成されたのでしょう?
それは今から5000万年前~7000万年にさかのぼります。セプタリアンができるにはまず、火山の噴火が起こったのをきっかけに、海の生物が堆積物にとりこまれるところから始まります。その後どうなるかと言うと、科学的な反応が起こりノジュール(マッドボール)が形成されます。ここに、大陸の内部にあった海が、陸地の隆起や海面の下降することで後退する現象(海退といいます)が起こります。海であった部分がそうでなくなると、水分が失われて、出来上がったノジュールは乾燥状態にさらされます。乾燥によってノジュールに亀裂が入って、ついには割れることになるのです。本標本に亀裂が入っているのはこのためです。
さて、乾燥が進んでいくにつれて、ボールは縮んで小さくもなります。この間に、方解石(カルサイト)の結晶が作られていった…というわけです。カルサイトの外側部分の壁はアラゴナイトに置換しました。こうやって、かくも不思議なユニーク模様は出来上がったというわけです。
黄色い部分がカルサイトに置換され、深いブラウン色の部分はアラゴナイトに置換されています。そして、灰色に見える部分は石灰岩で組成されています。
まるで、卵が割れる瞬間のような亀裂です。ユニークですね。
重量130グラム、幅7.5センチで手の平にすっぽり収まるサイズ感です。
後ろから光を通すととても綺麗。ペールイエローであった部分が、ご覧のような色へ。濃淡がよりハッキリします。
セプタリアンという鉱物が出来るまで、地球の地殻変動と、偶然、そして気の遠くなるほどの時間がかかっているのです。セプタリアンは、悠久の時がつくり上げた、生きた地球の証拠品のようなものです。
商品スペック
商品ID | ot803 |
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年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | 躍動する地球の証拠品!ユニークなトラ柄鉱物、セプタリアン(Septarian) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 7.5cm×4.8cm×厚2.6cm 130g |
商品解説 | 躍動する地球の証拠品!ユニークなトラ柄鉱物、セプタリアン(Septarian) ハンドポリッシュで、手触りの良い、セプタリアン鉱物です。 |